キャバクラで働く前に、だいたいのお店では体験入店のシステムをとっています。
女の子にとっても、お店にとっても良いシステムなので、体験入店はするべきです。
しかしその後の本入店で入店して良いお店か、悪いお店なのかという判断は、キャバクラで働くのが初めてという女の子には難しいのではないでしょうか。
問題のあるお店で働いてしまうと、色々なデメリットがあります。
たとえば…
- 達成できっこない過剰なノルマ
- 小さなことでも罰金がある
- 面接の時に約束したお給料を払ってくれない
- 面接の時に言っていた条件と違う
などです。
どうすれば、そんな危険なお店で働かずに済むのでしょうか?
今回は、キャバクラの体験入店で見るべきポイントと、危険なお店の見分け方をご紹介します。
Contents
体験入店をする前に見るべき要注意ポイント
体験入店をする前に、見分けることの出来るポイントがあります。
冷静に判断すれば、危険なお店に面接にいって個人情報をみせなくてすみます。
順番に、要注意ポイントを紹介したいと思います。
1. お店のホームページが存在しない
だいたいのまともなキャバクラであれば、お店のHPを持っています。
出勤している女の子の紹介や、料金システムの説明、そしてキャバクラの情報サイトに広告を出すためにも、HPはあるのが普通なんです。
数万円も出せば作れるHPを作っていない時点で、そのお店が違法なお店だという可能性はぐんとあがります。
警察に目をつけられるのを避けるために、HPをあえて作っていないんです。
HPを作れないほど儲かっていないか、ぼったくり店である確率も高いので、働くのは避けた方が無難です。
2. 路上客引きやスカウトをしている
今は大体の自治体の条例により、路上客引きは違法行為として禁止されています。
それなのに、ボーイに路上客引きを未だにさせているのは、そうでもしないとお客さんがお店に来ないから。
雑誌やネットで広告を打つ余裕もないから、ボーイに客引きをさせている訳です。
もし、ボーイが警察に捕まった時はお店側は助けない可能性すらあります。
路上客引きという行為をし続ければ、ある日いきなりガサが入って捕まってしまうこともあるのです。
その日に出勤してれば最悪です。
警察に色々聞かれますし、お店はしばらく営業停止になります。
場合によってはそのまま潰れます。
同様にスカウトも、ナイトワークの求人サイトに広告がだせないから、路上で声をかけているんです。
誰でもいいから声をかけて、カモ(女の子)が捕まって働いてくれればいいと思っています。
結論を言うなら、路上客引きとスカウトをしていないお店で働くべきです。
見分ける方法は、働いてみたいお店の前を営業時間中に歩いてみるという方法があります。
お店の前を通ってみて、黒服が必死で男性に声をかけていたりする場合は、そのお店で働くことはやめておきましょう。
3. 電話応対が偉そう、丁寧でない
だいたいのヤバイお店は電話応対からすでにやばさが滲み出ています。
お店で働きたいと思って電話をかけてくる女の子に向かって、いきなりタメ語で話したりするようなお店が女の子が働きやすい良店とは言えません。
キャバクラで働きたいと思った女の子は、少なからず心の中に疑問や不安、緊張を抱えているものです。
丁寧に誠実に対応されることで、心の中の抱えているものが解消されるんです。
しかし、そんな不安に対する説明を果たさずに、突き放して面接に来ることを強要してくるようなお店が、入店した後に丁寧に教えてくれるかと言うとその可能性はひくいです。
小さな疑問も訊けないようなお店が、女の子にとっていいお店かというと、とてもそうとは思えません。
電話をした時点で「ん?」と感じたお店は、避けた方が良いですね。
面接中に見るべき要注意ポイント
続いて、面接中に見るべき要注意ポイントを紹介したいと思います。
1. 身分証の確認をしないお店はいつ摘発されてもおかしくない!
キャバクラでは、18歳未満は働けません。
なので、お店はどんなにオトナっぽく見える女性であったとしても、身分証の確認をしなくてはいけません。
身分証の確認をしないお店は、ミテコが働いている確率がぐんとあがります。
ミテコとは、身分証明書を提出出来ない子の略。
誰でもいいから雇わないとやっていけないようなお店で働いて、ガサが入った時に困るのはあなたです。
「身分証明書を提出しないといけないなんて怖い〜」と思わずに、確認するお店はしっかりしているお店なんだなと安心するようにしましょう。
身分証明でも、住民票や健康保険証では不充分です。
免許証や住基カードなどの顔写真付きの身分証明書で、ちゃんと確認しているお店に在籍するようにしましょう。
2 . 面接中の態度が横柄なお店はダメ
面接中から、品定めをするような態度を取るお店はやめておいた方がいいです。
女の子とお店、どっちが偉いと決められるものではないのに、雇用者だからと露骨に横柄な態度を面接の時からとってくるようなお店が、はたして大事にしてくれるのでしょうか?
タメ口や、バカにした口調で話してくるお店で働くのはあなたの自尊心が傷つけられてしまって自信をなくしてしまいます。
自信をなくしてしまうと、鬱になってしまうことだってあるんです。
鬱は治らない病気と言われています。
なってから後悔するのは遅いです。
スタッフの態度が横柄なお店で、体験入店すること自体が無駄です。
やめておきましょう。
3. 他のボーイや女性スタッフに、暴言やセクハラをしている
ボーイ間で上下関係があるのはお店全体で統率を保つなら普通ですが、それでも暴言や暴力がまかり通っているお店はちょっとおかしいです。
まるでヤクザのようなすごみのある怒鳴り声で、ボーイを怒ったりするのを面接している女の子がいる前でもやるようなお店では、常識が消滅しています。
そういうお店は店長や、限られた上位ポジションの黒服による恐怖政治がしいられています。
黒服に嫌われると露骨に干されてしまいますし、干されたくないと思った女の子は黒服からのセクハラを笑って受け入れているなんてこともあります。
お店の商品であるキャバ嬢を大切にしないスタッフが在籍しているお店は、遅かれ早かれ潰れます。
働くだけ損をするのでやめましょう。
体験入店中に見るべき要注意ポイント!こんなお店は危険!
体験入店をしている時に、みておくべき要注意ポイントも存在します。
以下のポイントを注意しておくだけで、危険なお店で働かなくて済みます。
危険なお店に共通するポイントとは、一体なんなのでしょうか?
それをまとめてご紹介します。
1. 先輩キャストに冷たくされる
体験入店中に、冷たくしてくるような先輩キャストがいるようなお店は、まず間違いなくキャバ嬢同士の派閥があります。
特に、なにもしていないのに敵意剥き出しで接してくるような、先輩キャバ嬢達はそもそも暇、たいして稼げてないんです。
だから、そんなしょうもないことをするんです。
そして、そんなキャバ嬢同士の行動を管理せずに野放しにしているお店にも問題があります。
キャスト同士の仲が悪いお店というのは、お客さんからするとくつろげません!
少ないフリーを奪い合うようなお店である可能性もたかいので、働かない方がいいですね。
2. 店内BGMが大きすぎる
不必要にBGMのボリュームが大きいお店は、耳が疲れてしまいます。
お客さんとの会話に支障が出るようなら特に危険です。
ノリが良いお店でアゲアゲで働きたいという女の子には向いているかもしれませんが、騒がしすぎるお店が嫌いなお客さんは掴めません。
結果的に、騒がしくノリ良くお酒を飲むのが好きだというお客さんしか残らないので、年齢を重ねるにつれてしんどくなってしまいます。
カラオケがおいてあるようなキャバクラは、特にこの傾向が強いです。
耳は大きな音を聴き過ぎると、聴力が悪くなってしまいます。
適度な音量のキャバクラの方が、長く勤められますよ。
3. 内装が古くて汚い
内装が古いだけでなく、汚いお店にはお客さんは寄り付きません。
キャバクラって決して安くないんです。
飲む時は、非日常感を味わいたいものなんです。
それなのに、ソファーが破けていたり、床の上に目に見えてホコリが溜まっていたり、机やグラス、灰皿などが綺麗に磨けていなかったりなど、ホスピタリティが行き届いていないようなお店では非日常感なんて味わえません。
ソファーを新しいものに変えれないのも、内装をリニューアルできないのもお店の経営状態が傾いているとしか言えません。
そんなお店では、いつお給料をもらえなくなるかわかったものではありません。
避けた方が良いと言えます。
4. 更衣室がもはや倉庫
女の子の更衣室におしぼりを積んでいたり、ロッカーの鍵が壊れていたり、ロッカーがそもそもなかったり、貸しドレスがクリーニングしている形跡もなく、ハンガーにもかけずに床に放置していたりする場合、正直働く度に憂鬱な気持ちになると思います。
また、汚い場所では人は時に悪い心が芽生えてしまうことがあります。
不法投棄の多い場所にゴミを捨ててしまう行動にもあるように、「これくらいしたってバレないだろう」と思ってしまうのです。
結果的に、他のキャストにお金を財布から抜かれてしまうことも起こり得ます。
更衣室に、カメラなどの設置はあるとは思えないので、誰が盗んだかは分からず、またお店も返金などしてはくれないでしょう。
お金のために働いているのに、お金を盗まれたりするのはあり得ません。
避けた方がいいですね。
5. スタッフが名前を覚えてくれない
スタッフが名前を覚えてくれないお店は、適当に営業しているお店。
体験入店だとしても、すぐに名前を覚えて呼ぶスタッフがいなければ、お客さんの名前も覚えていないことが予測されます。
そんな仕事のできないボーイと一緒に仕事するのはどうかと思います。
たとえ体験入店であったとしても、その日出勤している女の子の名前は覚えるのが普通です。
スタッフに「ねぇ!」とか「君」とか「お前」というような呼称で呼ばれた時は、このお店はやめておいた方がいいですね。
6. フリー客がほとんどこない
立地の悪さやお店のシステムなどにより、フリー客がほとんど来ないというお店は存在します!
常連のお客さんとその枝客で成り立っているようなお店の場合、完全未経験で入店しても稼げないので、ヘルプしかできず成績があげられません。
高時給で採用されたとしても、数ヶ月で時給をさげられてしまいます。
多少、入店時の時給は低くても、フリーのテーブルにつく回数が多いお店で働いた方が長い目でみたときに稼げます。
7. 本入店することを強制してくる
体験入店後に、本入店することを強要し、本入店しなければ体験入店時の給料を払わない・親にバラすといった態度で怒鳴るようなお店では、絶対に働いてはいけません。
働く自由はこちらにあります。
そんなやり方で強制しなければキャストを確保できないようなお店は、危険きわまりないお店です。
ぼったくり系のキャバクラは働いてはダメ!
そもそも、どうして危険なお店で働いてはいけないのでしょうか。
それは、ぼったくり系のキャバクラである可能性が高いからです。
ぼったくりは犯罪です。
暴力団のシノギに使われている可能性もあり、そんなお店で働いていると心がカサカサになってしまいます。
ぼったくり系のお店にありがちなお店の特徴をご紹介します。
1. セット料金が異常に安い
料金が異常に安いお店と言うのは、その異常な安さでなにもわからない地方客などを誘い込み、お店に入れてから追加オプションで稼ぐというシステムだから。
地域によって、平均単価というのは存在します。
平均単価を著しく下げて集客しているお店は、怪しいです。
2. 時給が異常に高い
女の子の時給が異常に高いお店は、女の子が足りないから。
女の子が足りない理由は様々ですが、高時給なのにも関わらずすぐに女の子が辞めてしまうような環境だと、働く環境があまり良くないと言えます。
時給が高いならぼったくりでも良いじゃんと思うかもしれませんか、人を騙して稼ぐと言うのは、想像以上に自分の中にある自尊心を傷つけます。
また、時給の高さに比例したノルマと罰金の高さという落とし穴もあるので、注意したほうがいいですね。
3. 常にボーイを募集している
ボーイのことを基本的に使い捨ての道具だと思っているお店では、お店全体で連携プレイをとることが出来ません。
ボーイがお店に対して頑張る気持ちをもっていなければ、掃除や付け回しなどで行き届かない部分がでてきてしまいます。
あの人に聞けば安全というようなポジションの黒服がいないお店は、お客さんも居心地の悪さを感じてしまうので長居しません。
結果、いつもガラガラな暇店になるので、ぼったくり営業に手をだすという悪循環に陥るのです。
本入店していいお店の特徴って?
今までは危険なお店の見分け方について紹介していましたが、今度は逆に本入店していい安全なお店の特徴を紹介していきたいと思います。
1. 先輩キャストが気さくに話しかけてくれる
先輩キャストの方から、体験入店中に気さくに話しかけてくれるお店は、優良店である可能性が高いです。
なぜなら、新人には優しく接するという一見当たり前に思える考えですが、夜の業界の場合は新人でもライバルなんです。
ライバルに対して優しく出来るくらい、お店やキャストに余裕があるお店は働きやすいです。
派閥でドロドロしているということもあまりないので、教えてもらいながら成長することができるのでおススメです。
2. スタッフが名前をすぐに覚えてくれる
スタッフがすぐに名前を覚えてくれるお店は、ボーイの教育が行き届いています。
ボーイをみれば、そのお店の質はわかります。
きちんとしたスタッフが働いているお店は、給料の支払いを渋られたり、いきなり説明もなく時給をさげられたりといったこともありません。
名前を覚えるというのは、相手のことを一人前だと認めて尊重するということ。
もちろん、呼び捨てではなく、さんづけしてくれるお店がベターです。
3. お店がキレイでちゃんと掃除がされている
綺麗なお店を保てるということは、黒服の人数を常に保てているということ。
ボーイの人数が足りているから、掃除や整頓にまで人を回すことが出来ています。
照明が暗いからと、ついつい後回しされがちな掃除ですが、怠っていると知らないうちに害虫やネズミが繁殖したりしてしまうこともあります。
お客さんへのホスピタリティがしっかりでるポイントでもあります。
出来るだけ、キレイなお店で働くようにしてみましょう。
4. フリー客がお店に来ている
やっぱり、フリー客がお店に来るように、お店側で宣伝費をしっかりかけているお店というのは優良店です。
キャバクラの情報誌に載ったり、案内所で紹介してもらえたり、新聞の広告に載せてもらったり、ナイトワーク系のネットの宣伝サイトに載せたりと、街で路上客引きをしない分、しっかり宣伝費をかけているお店は、警察に睨まれないクリーンな営業が出来ているということなんです。
フリー客が多ければ、指名もその分掴みやすいので働き甲斐があります。
いかがでしたか?
キャバクラの体験入店でみるべきポイントはいろいろあります。
いいお店の条件は、時給の良さだけではなくて、そこで働くにあたってストレスを感じずに楽しく働けるかという点が一番重要です。
体験入店の時から人間関係があまりよくないと感じたお店で働くと、本入店した時に仕事に行くのがストレスになってしまうことも…。
自分の心に正直に、あなたらしく働けるお店をみつけると良いですね。
参考にしてみてくださいね。