スナックバイトでお客さんがつかめず、クビになってしまいました。

ゆいまーるさんがスナックでバイトをしようと思ったきっかけ
当時の私は転職したてで、しかも契約社員スタートでお給料が少なく、とにかくお金がなかったのがきっかけです。

夜のアルバイトは不安でしたが、週に2，3日でよかったし、時間に融通がきいたので働こうと思いました。

スナックのアルバイトで良かったことは、色んな人に出会えることでした。

お客様だけでなく、同僚の女の子たちも様々な年齢や立場の人がいて、自分の知らない世界の話を聞けたのが面白かったです。
 

ある時は歯科技工士のお客様がいらして、私も虫歯や歯の矯正で苦労したことがあったので、その話をしてアドバイスをもらったこともありました。

スナックのママも、六本木や銀座、若い頃は大阪や名古屋など、たくさんの土地を渡り歩いたそうで、「そんな人生もあるんだ」と思わせてもらえました。
 

また、お客様と一緒にお酒を飲んだり、おつまみをいただけることがあるのも嬉しかったです。当時は本当にお金がなかったし、特にスナックでもまかないはなかったのですが、おつまみに軽食を用意してくれるお客様もいて、ご相伴させてもらったりもしました。

ウィスキーのおいしさは、スナックのアルバイトで学べたと思っています。

 
嫌なことももちろんありました。

働いたスナックは特にノルマなどはなかったのですが、人気のある女の子とそうでない子はやはりいて、私は人気をとれなかったので、働いて半年足らずで少し遠い系列店に飛ばされてしまいました。
 

そこでも色々なお客様や女の子に会えて楽しかったですが、アルバイトのシフトを調整しようとした時にマスターに「お客さんを引っぱっても来れないくせに、シフトだけ希望を通すなんて生意気だ」とはっきり言われてしまいました。

自分の人気のなさを思い知って悲しかったです。
 

とはいえ、私もお客様に営業メールを送ったり電話したりなどの積極的な呼び込みは怠っていたので、そこは反省しました。

しかし、系列店では女の子同士のお客様の取り合いも激しく、やはり積極的に前に出ることはできませんでした。
 

結果、やはりお客様の人気を得ることはできず、系列店でもしばらくしたら「もう来なくていい」と言われてしまい、辞めることになりました。

勤め上げることができずクビになってしまったのはショックでした。

 
スナックのアルバイトといえば、お酒を作って飲んでおしゃべりするだけと思ってはいないでしょうか。

もちろん、それがお仕事ですが、やはり接客業ですからお客様を持ち上げていい気分になってもらってなんぼです。

私はそれができず、自分のことでいっぱいいっぱいだったのでお客様に楽しんでもらえず、最終的にアルバイトをクビになってしまったと今では思います。
 

自分が笑顔でいるのはもちろん、お客様も笑顔にすることを心がけましょう！