スナックの店長の仕事は楽しいけど給与は低く赤字になりました。

昼の仕事をしていましたが、お金が必要だったので夜の仕事かつ時給が良い仕事を探していました。

友人がナイトワークをしていたので相談したところ人手不足でいつでも採用していると聞き、雑誌で募集していたスナックの店長候補の面接を受け、即採用となりました
 

仕事内容は店長として、ホステスの出勤管理や接客、清掃など多岐に渡りました。

もちろんお酒をいっぱい飲まされることもありました。
 

良かったことは、色々な職業のお客様に出会い、色々な会話をさせて頂いて学んだことも多くありましたし友人も沢山増えました。

また、かわいい女の子と毎日働けることも楽しみの一つで、ある時から女の子の面接も任されるようになり、面接と言う名の楽しい時間もいっぱいありましたし、酔っ払った女の子を色んな意味で介抱してあげたこともありました。
 

最初の内はこんなに給料が良くていい思いができる仕事があるんだと、毎日ワクワクしながら働いていました。

 
嫌だったことは、一つ目は給料が結局残らないことに気付いたのが遅かったことです。

ホステスやお客様との交流のための飲食費は自腹で経費で落ちないこと、公共交通機関の交通費は出ましたが、お酒を飲んじゃうのでついついタクシーで帰るのでお金がより高くつくこと、またお店の売上が悪い月は罰金が取られるルールに変更されたことが原因で出費が続いた挙げ句、最後は税務署からきた納税額にビックリしました。
 

思った以上に税金が高かったのと2年目以降は毎月の住民税まで一気に高額ななったため、ほぼ赤字になってしまいました。
 

もう一つ嫌だったことは警察への対応と恐いお客様への対応でした。

時々警察が巡回しにきたり、嫌がらせで通報されたりなどの理由で警察への対応をするのですが、何かあったときの責任は店長である私だと警察から言われ(警察には私はバイトだと伝えているのですが)会社からも警察の指示に従うよう言われたため、取り調べなどの対応は全部やらされてきました。
 

また恐いお客様が沢山いて、酔っ払った勢いでお酒をかけられたり、身体を触られて嫌がる女の子を助けるために向かった先で殴られたりしたこともありましたが、一番恐いのが普通のサラリーマンに見えるお客様が女の子の対応が悪いと言って警察に通報されることが一番大変でした。

 
ナイトワークは募集内容と実際の仕事が違うことが非常に多いです。

また、昼の仕事との両立も大変です。
 

内緒で働くことは困難だとお考えください。

私の周りにも税金が払えず、昼の仕事もクビになった人もいました。
 

給料が高い理由はちゃんとあります。
 

ただ楽しいことは昼の仕事よりも数倍ありますし、目標を決めきちんと頑張って働けば給料は随時増えて行くので、昼の仕事があまり苦手な人でもやっていけると思います。

あとは体調には十分気をつけてくださいね。