名前 | おやき |
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職種 | スナック |
地域 | 北海道 |
時給 | 1,500円 |
最初私は音楽が好きで、ライブハウスで働いていましたが、そこが閉店する事になりました。
そのときバンドメンバーの人がライブもやっているスナックをやっているので、そこで働かないかと誘われ、次の仕事も決まっていなかったので働く事にしました。
スナックでバイトして良かったことは、毎日大好きな音楽の生バンドが見られたことです。
また制服が無く、特に色っぽい格好をしてとか指示が無かったので、服装も好きな格好が出来るので、スナックで働いている自覚無く自由に働けました。
気の合うお客さんに当たった時は、職場の同僚もしくは上司とプライベートで飲んでいる様で、楽しくてそのまま残業したりしていました。(本来女の子は一時で帰る店でした。)
もちろん仕事なので黙って座っているわけにはいきませんでしたが、元々私はお酒が入ったほうが気が利くと言われていたので、支障ありませんでした。
そしてなぜか私は初対面の人との方が話しやすく、一見さんには皆嫌がってつきませんでしたが、私は平気でした。
初対面の人の方が、質問事項が沢山あるので、順番に聞いていけばいいので楽でした。
それにまだ誰のお客さんでも無い方が、とっつきやすかったからです。
話題が無くなった時は、カラオケをすすめて1回気分転換をします(私とお客さんお互いに)。
また当時一人暮らしで質素に暮らしていたので、お客さんに頂くとき何でもいいよと言われた時に飲める、レッド・アイが楽しみでした。
肌に良さそうなので。
そして自分でドリンクを作るので、ビール少なめにしたり、量を調整出来ました。
またバンドの入る店だったので、バンドメンバーと音楽イベントで会って合流したり、趣味の世界の友達が増え、世界が広がりました。
女の人も、ママとフィリピン人の人とメキシコの人しかいなかったので、日本の女性の様に派閥も無く人間関係のストレス無く働けました。
嫌だった事は、明らかにママ目当てのお客さんについた時にふくれられるのがちょっとブルー入りました。
他には、常連のお客さんが、取引先の社長に絡まれていたのを助けようとしたら、その社長に顔にお酒をかけられてキレた事があります。
でもママはクリーニング代をもらってくれました。
これは嫌だったというより申し訳ない事をしたなぁ、と思っています。
スナックは見た目はとっても華やかな世界ですが、お客さんは仕事をしてきて疲れているので、無言で何もしないで座っているか、はしご酒をし過ぎて吐いたり、奥さんがいるのに現実逃避して口説いて来たり、暴言を吐いたりするので、たまに赤ちゃんの介護をしている気分になる時もあります。
でも色んな話を聞けるので(嘘も含めて)、人生の縮図を見ている様で興味深いお仕事です。
来たお客さんによって臨機応変に対応出来る人にはとっても向いていると思います。