46人に聞いたスナックバイト体験談まとめ

水商売は人間の嫌な部分が見える仕事ですが、人間としての成長を得られる仕事でもあります。

名前にゃん
職種スナック
地域北海道
時給1,200~1,500円

にゃんさんがスナックでバイトをしようと思ったきっかけ
就職試験に失敗したので、再試験までの繋ぎにお金を稼げて尚且つ、髪型やネイル、メイク、服装がある程度自由なバイトはないかと思い、知人の紹介で夜の世界に足を踏み入れました。

ちなみに最初はニュークラブで働いていたのですが、入って1ヶ月で潰れてしまったので、オープニングメンバーを募集していたスナックに移動しました。

よかったことはスナックはママも含め女の子同士が仲が良いため、営業後に食事に行ったり休みの日にみんなで遠出することもありました。

ご近所のお店との付き合いもあり、来客数に困った時は互いの店に行き来するなどの助け合いもありました。
 

罰金や厳しい規則なども特になく、何があってもみんなで頑張る気持ちで仕事に取り組めたので、スナック自体、気持ち的には楽に働けるんじゃないかなと思います。

 
嫌だったことは田舎のスナック、しかもお金にがめつい経営者初心者のママでしたので、時給を突然減らされたり、今月どのくらい赤字・黒字だったというのを従業員に話して威圧を掛けてくるママでした。

ある時いきなり裏に今月の個人売上を張り出されるようになったり、今思えばママの懐事情に理不尽に振り回されていたと思います…(笑)
 

そのせいもあり、精神的にはかなり滅入りましたね。
 

時給が1200円、4時間働いて4800円で帰りのタクシー代が2000円となればもう働いてる理由がわからないですよね(笑)
 

スナックというものはそのお店の顔であるママ次第で印象が変わりますので、彼女のがめつさに気づいてしまったお客様は離れていきましたし、そのがめつさを「頑張ってる」と評価するお客様は常連になっていきました。

そして来店されるお客様を選ばないお店でしたので、何をしてるかわからない怖い人たちが連日入り浸っていて、ひどいときは殴り合いが始まったりもしました…。

お酒をたくさん飲まされて次の日は体が動かなかった日もありました。
 

私はそのお店には1年ほど在籍していました。

何度も辞めることを考え、何度もママと話し合いもしました。やっぱり経営者ママになる人は口がお上手で、「今までの人生で挫折して逃げてきて逃げてきて、ここに流れ着いた人間がまたここで逃げるのか?」「辞めるのは勝手だが結果くらい残してから辞めたら?」「このお店で厳しくて働けないと感じるようならどこのお店でも働けない」など言われ、辞める未遂をしては戻ってきてを繰り返しました。
 

ここまで言われると若い女の子であれば考えてしまいますよね(笑)
 

結局、一緒に働いていた黒服と風紀(男女の関係を持つ)をしてしまい、私はクビになってしまったのですが実はその黒服はママとも関係を持っていたそうでそれに気がついたママが面白くなく感じてクビにしたそうです。

お金にがめつい彼女は男にもがめつかったです。
 

私は現在、都内の高級キャバクラで勤務しています。

当時のことを振り返るととんでもないお店で働いていたと思うのと同時にあの若さだったからこそ働けたなと思います。
 

ママとの関係が面倒くさかった分、キャバ嬢は可愛いもんだなとまで思います。

色々ありましたがあのお店で働けたことはいい経験でした。

 
夜のお仕事には種類があります。

ガールズバー、キャバクラ、スナック、クラブ、そして最近流行っているラウンジ。

それぞれ特徴があり、メリット・デメリットもあります。
 

まずは全て体験してみること。

その中で自分が1番働きやすいな!これなら長く続けられそう!と思えるお店を選んでください。
 

地域によってもお店の印象は充分異なりますのでローカル性に特化した店を選ぶのか、中心部の俗に言う高級店を選ぶのか、自分が働く目的に焦点を照らした場所を選ぶべきだと思います。
 

色々人間の嫌な部分が見える仕事ですが、この仕事を辞めたあとでも確実にご自分の身になる仕事でもあると思います。

人間としての成長を得られる仕事ですので私はこれから水商売を始める女性の背中を押していきたいです。

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