知り合いのスナックでのバイトは好きな時に好きな時間だけ働けるので働きやすかったです。

知り合いの方がスナックをやっていて、よくそこに遊びに行っていたのですがたまたまその時に働いている女の子が1名辞めてしまったので声をかけてもらったのがきっかけです。

毎日じゃなくてもいいよ、好きな時に好きな時間だけ手伝ってという気軽な感じだったので、やろうと思いました。
 

今日は暇だから行こうかなぁ、今日は忙しいからやめようなど、自分の都合で働けるのがものすごく都合がよかったです。

しかも、時給もいいので、とてもいいお小遣いになりました。
 

小さなスナックなので、あまり新規のお客様が多くなく、常連の方ばかりだったので、バイトを始める前から顔なじみという方もいらっしゃったので、バイトの時間はものすごく楽しかったです。

また、お酒も好きだったので、お客様からお酒をごちそうしてもらえるのもラッキーでした。
 

お酒が好きだと言っても、自分の好きなものしかわからなかったのですが、それ以外のお酒に触れることができたので、お酒の楽しみ方の幅が広がったと思います。
 

おいしい飲み方、面白い飲み方なども覚えることができました。

普段自分では飲めないようなお高いお酒もたくさんごちそうになりました。
 

もちろん飲み屋なので酔われたお客様に絡まれる時があります。

そういう時、周りの常連のお客様が上手に対応してくださったり、特にママはお客様のことをよく理解しているため、そのお客様の席につかないように配慮してくれていました。
 

一応嫁入り前の娘だったので、そういった気配りがあったことは、働きやすかった一番のポイントなのかもしれません。

 
やはりどうしても酒癖が悪いお客様がいらっしゃるので、その方にあたった時は大変でした。

突然大声で怒鳴りだしたり、わけもなく私のことを罵声したり、お酒をかけられそうになったこともあります。
 

あとはこれは飲み屋あるあるですが、やはり体を触ってくるお客様がいます。

肩に手を回すなんてことは、想定の範囲内だし、それくらいは仕方ないのですが、太ももに手を入れてきたり、胸を触ってきたりと行動が大きくなってくるお客様がいます。
 

こちらが全力で嫌がるのはかなり失礼になって、怒らせてしまうので、やんわりとあしらうのが大変でした。
 

気持ちが大きくなる方だけでなく、ものすごくケチなお客様もいました。

お酒をごちそうしてくれると思いきや「お前は水だけだ」とか「お前に払う金はないから何も飲ませない」と宣言されるようなお客様もいました。

 
お酒の入るお店は必ずといって楽しいことばかりではないことを理解して始めるのがいいと思います。

嫌なことが起こった場合、それをきちんとフォローしてくれる人がいる、助けてくれる人がいるというのもかなりポイントだと思います。
 

でも、夜の世界ならではの出会いもありました。

社長、部長レベルの人たちのお話は非常に勉強になることがありましたし日頃接することのない年代の方々と交流できるので、いい社会勉強の場になると思います。