ラウンジバイトはお客様に喜んでもらい、相手も自分も楽しく過ごせるので天職だと感じました。

ラウンジは学生時代、勉強で忙しく、割のいいバイトを探していた時に、友達に誘われました。

そのお店もちょうど人が足りていなかったようで、体験してみたいというとすぐに受け入れてくれました。

夜の仕事ということで不安に思っていましたが、ママやそこで働いている人みんなが優しく、入店を決めました。
 

ラウンジでバイトをしてよかったことは、接客業を学べたことです。

言葉遣いや、マナー、お酒の作り方など、それまでの自分の知らないこと、できていなかったことに関して、実践方式で学んでいけたことは、後々の社会人生活にも大きく役立ちました。
 

また、そのお店はいわゆる高級クラブだったので、お客さんも社長さんなどレベルの高い人が多く、接客の中でお客様方から学べたことが大変多かったのも、毎日楽しく働けた理由の一つです。

そこでできた人脈や、個人的に依頼されるお仕事（イベントの受付嬢など）も増え、自分の生活の質が高まり、幅も広がりました。
 

ハイクラスのお客様に喜んでいただけるにはどうしたらいいかと考え、接客し、相手も自分も楽しく過ごせるこのお仕事は自分にとっては天職だったと今でも思っています。
 

そしてなによりお給料がたくさんもらえること。

これによって遊びたい盛りの大学生活を謳歌することができました。

たくさん旅行に行け、思い出もたくさん作れました。
 

仕事も遊びも全力でできる、大変有意義な学生活がおくれたのは、このバイト先に出会えたお陰なのは間違いなく、いまでもママに感謝しています。

嫌だったことは本当になく、終始楽しいお仕事でした。
 

どうしても一つ上げるなら、夜が遅いこと。

毎日朝から学校があったので、どうしても深夜にしか帰れない生活が続くと睡眠不足になることがありました。

人手不足だったので、なかなか思うようにお休みがとれなかったのも、原因の一つだったと思います。
 

私の話ではないですが、他のお店の女の子は、お客さんと食事に行って帰り際無理やりキスをせがまれたようで、夜のお仕事をする以上、そういう話がちらほらと聞こえてくるのも事実です。

酔っぱらいすぎた人や、悪酔いしてしまっている人など、お酒の席ですので必ずそういう場面はあります。
 

そんな時、守ってくれる人がいるか、きちんとした対応をお店がとってくれるかがとても大切です。

嫌な思いをしないで働くためには、きちんとしているお店で働くことが重要だと感じました。

 
楽しく働くために、お店選びは慎重に行うことをおすすめします。

何も起きないように女の子たちをまもってくれるお店であること、また、何かあったときにすぐ対応してくれる真摯なお店であること、これらを見極めるのは大変ですが、そこで働いている女の子の様子や話をよく聞き、自分に合ったお店で働くのが一番です。
 

あとは、学びたい！社会勉強がしたい！という気持ちをもって接客すると、少しくらい嫌なことがあっても、自分の成長のためと前向きに働くことができます。

大変なこともたくさんあると思いますが、私にとっては是非お勧めしたいお仕事の一つです。