15人に聞いたラウンジバイト体験談まとめ

水商売は容姿がいいだけじゃダメだということを知りました。

名前麗子
職種ラウンジ
地域大阪
時給2,000円

 

ちょうどそのバイトをする前に、シティホテルのラウンジでウェイトレスをしていたのですが、在籍していたスタッフの女の子全員がママとの間でもめて辞めることになってしまい、そこで知り合った先輩が見つけたラウンジの仕事に一緒に行こうと誘われたのがきっかけでした。

当時20歳くらいで大学生だったのですが、そのお店はオープンしたばかりだったため、スタッフの女の子はみんな同じスタートだったわけですが、応募してきた女の子はみんな私よりも年上で、水商売一本だけという子ばかりでした。
 

私は自分で言うのもおこがましいですが容姿端麗で若く、大学生ということもあり学歴もあったので、そこでは異色の存在でした。

そういった環境で過ごしてきたのでプライドも高く、周りにちやほやされることが当然として生きてきたので、初めて本格的なホステスとして働くことになったわけですが、当然お客さんを喜ばせる話術などなく、本当にしんどい仕事でした。
 

大阪でも新地などではなく飲み屋街の中にあるお店だったのでお客さんもワイワイと騒ぐことが好きな方が多く、横に座る女の子にも楽しませてくれというスタンスなので、はっきり言って私は一番仕事ができないスタッフだったと思います。

それまでは相手に楽しませてもらうことばかりで来たので、色々な年齢、職業の男性を飽きさせないで話でつなぐなどとても無理で、毎日辞めたいと思っていました。
 

なんとか好意的に対応してくれるお客さんとは話せるようになってはいきましたが、水商売をかなり甘く見ていたと思います。

以前はホテルの中のラウンジでお酒を運ぶだけなので、それほどお客さんと密に話さなくてもよかったし、何より客の質が良く紳士的な方ばかりだったので水商売の接客という本当の苦労を知らず、ホステスも横に座っていればよいと軽く思っていましたが、実際に勤めてみてこれほど過酷な仕事はないなと反省しました。
 

20歳そこそこで人生経験もなく、かと言ってもともと人見知りな私は、良いところと言えば容姿が優れているだけなので、お客さんも横に付けば一度で飽きてしまいます。

結局二か月ほどしか続きませんでしたが、そこで私を気に入ってくれたお客さんとお付き合いすることになり、大学四回生の時に結婚し子供も二人もうけたので、そういった出会いがあったことは良かったと思います。

 
容姿が良ければ水商売なんて甘いと思っていると、大きな挫折を味わうと思います。

男性の横に座るだけでよいわけではなく、高いお金を支払ってくれる分楽しませてあげなくてはいけないので、色々な分野に興味を持ち話術を磨くべきでしょう。
 

この人はどんなタイプかなということを会話の中で探り出し、相手が興味を持っていることに自分も興味を持っているふりをして、質問を投げかけていけば会話は続きます。

お酒をぐいぐい飲んでテンションを上げて接客するホステスもいますが、それでは身体も壊すししんどいです。

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