ラウンジでお店のナンバーワンになれた時の嬉しさ・やりがい・誇らしさはすごかったです。

前職を退職したのと同時に当時付き合っていた彼氏と別れ、なんとなく男の人を見返してやりたくなったのと、以前から女性として生まれてきたからには一度は経験してみたい・覗いてみたい世界だったからです。

自分がどこまで通用するのか試したかった気持ちもあります。
 

良かったことは、まず普通に昼の仕事をしていたらもらえないような高いお給料をもらえることです。

そのお金で綺麗なドレスを買い、美容室でヘアセットをしてドレスを着て鏡をみると自分が生まれ変わったような気持ちになり、自分に自信がつきました。

その恰好で仕事ができるのが嬉しかったです。
 

また自分を指名してくれるお客さんは、基本的にかわいいとチヤホヤしてくれる人が多かったので、自信につながり、美意識も高くなります。

お客さんも普段の仕事では絶対に関わることすらできないような、お金持ちや社会的地位のある方々とお話しし、またその方々が自分を指名して会いにきてくれることが嬉しかったです。
 

お店でナンバーワンになれた時の嬉しさ・やりがい・誇らしさはすごかったです。

気の合うお客さんや楽しい席に着いたときは、仕事を忘れて楽しく飲み会をしている感覚でした。

 
嫌だったことは、お客さんがしつこく交際を迫ってきたり、お金を払っているのだから当たり前と大きな態度や嫌な態度をとられた時です。

こちらは何を言われても基本的には我慢しなければいけないのが辛かったです。
 

お店の女の子同士の人間関係も大変でした。

売上が良ければそれだけ妬んでくる子もたくさんいるので、孤独を感じることもありました。
 

ナンバーワンを継続していくことへのプレッシャーも大きかったです。

もともとお酒が好きではないし、強くもなかったので、たくさん飲む日は体調が悪くなったり、次の日二日酔いになるので辛かったです。

たとえ二日酔いでもほぼ毎日出勤していたので、体力的にも辛いです。
 

仕事中以外でも常に携帯片手にお客さんにマメにメールや電話をしたり、連絡がきたら基本的にすぐに返事をしなければいけなくて、自分のプライベートの時間が削られていくのも辛かったです。
 

基本的には食べ飲みが仕事で、同伴・アフターもあるので体形維持がかなり大変で私はすぐに太りました。

中にはストレスで激やせする子もいましたが、仕事をしながらエステやジムに通うのは辛かったです。

 
女性に生まれたからには若いうちしかできないし、一度はやってみても良い仕事だと思います。

他の業種ではなかなかできないような体験がたくさんできます。

お給料もたくさんもらえるので、金銭感覚が狂わないように気を付けてください。
 

また、夜の仕事をしていると偏見や差別のようなこともありますが、自分がちゃんと目標をもってしっかり仕事に取り組んでいれば、負けることはないので頑張ってください。

毎日お酒を飲むので、若いうちは良いけど、体調管理に気を付けてください。