キャバ嬢として働きたいと思ったら、まずは働きたいお店を探して面接を受ける必要があります。
キャバ未経験だと、夜の世界では常識とされていることでも分からないことばかりですよね。
最近は、面接後にそのまま即日体験入店をさせてくれるお店も増えてきています。
なので、キャバクラで面接するにあたって、準備を一切せずに適当な服装やメイクのまま臨むのはあまりお勧めしません。
お店に「この子を採用したい!」と強く思わせるためには、魅力的だと思ってもらえるような努力が大事なんです。
昼のお仕事の面接で、スーツを着ていかない人がいないのと同じで、キャバ嬢にはキャバ嬢のルールがあります。
お店に電話して訊くよりも、“常識”だとされていること位は自分で調べておいた方が「やる気がある」と思われるのは当然ではないでしょうか。
そこで今回は、今更人にはきけないキャバクラの体入前の準備と、服装やメイクなど必要なものをご紹介したいと思います。
Contents
身分証明書はキャバ嬢の面接で絶対に必要なアイテム!
面接で絶対に必ず必要なものは、顔写真付きの身分証明書です。
キャバクラは18歳未満が働いてはいけないので、未成年が働くことを防ぐために、顔写真つきの身分証明書が必要なお店がほとんどです。
- 学生証
- 免許証
- 住基カード
- パスポート
などを持っていけば間違いないでしょう。
身分証をみられるのは抵抗がある…と思うかも知れませんが、まともなお店は必ず確認しています。
身分証の確認を怠るようなお店には、必ずミテコと呼ばれる、18歳未満が潜り込んで勤務しています。
ミテコは、雇ってもらえるお店が少ないので、働き先を探している未成年の友達に必ず自分の働いているお店を紹介します。
「未成年でも雇ってもらえる」という噂は広まるので、摘発されるのは時間の問題です。
それは今日かもしれませんし、明日かもしれません。
摘発されれば給料をちゃんと払ってもらえない可能性もあります。
いずれにせよ、身分証も見せられないようなお店に面接に行くのは時間の無駄。
未成年を雇わなければやっていけないようなお店で働くのは避けた方がいいです。
また昼のアルバイトを探している時には、だいたい履歴書を書くように言われると思いますが、キャバクラでは書いてくるように言われた時に準備すればいいと思います。
というのも、ナイトワークは学歴社会ではないから。
出身大学よりも今までの夜職経験や外見が整っているかどうかの方が重要なので、学歴は採用面であまり重視されないんです。
キャバ嬢が体入する時に必要な持ち物って何があるの?
キャバ嬢が体入するときに必要な持ち物には、一体何があるのでしょうか。
右も左もわからないという人のためにまとめてみました。
アイテム① ドレスとヒールのある靴
ドレスや靴はお店でも貸してもらえますが、自分でも一着用意しておくといいと思います。
なぜなら、貸ドレスや貸し靴という制度はあったとしても、メンテナンスをしっかりしているお店は少ないからです。
靴だって自分の前に体入して働いた女性が、水虫じゃないとは限りません。
ボロボロでサイズも合わない、黄ばんでいたりくたびれたドレスを着ていても、あまり魅力的には映らず、その日の体入で接客したお客さんを指名にするのは難しくなります。
キャバクラは昼の世界よりも顔面至上主義です。
安っぽい貸ドレスに500円も払うくらいなら、一着でいいので新品のドレスを買ってしまう方が、働きはじめればすぐに元が取れるのでおススメです。
靴もスニーカーなどのカジュアルな装いは絶対にダメです。
6センチくらいのヒールがちゃんとあるサンダルやミュールを履くようにしましょう。
アイテム② ストッキング
網タイツのようなものはセクシー過ぎるのでNGだというお店が多いです。
しかし寒いからといって、80デニールの黒のストッキングというのも色気が全くないのでお店に怒られてしまいます。
体入の時は柄物は避けて清純なベージュのストッキングを履くようにしましょう。
慣れない体験入店です。
出勤中にストッキングが破けてしまった時のために、予備も用意しておくとなお良いですね。
アイテム③ ヌーブラ
ドレスのデザインによっては、普通のブラジャーだと肩紐が見えてしまうものもあります。
肩紐が見えるのははしたないので、見えないようにするのがキャバ嬢の嗜みです。
ヌーブラは、胸の形をしっかりとメイキングしてくれる上に肩紐が見えるという心配がありません。
1つ用意しておけば安心ですね。
アイテム④ ハンカチ
ハンカチはお客さんのグラスについた水滴を拭く時に使用します。
タオル地のハンカチは、キャバ嬢が持つには少しカジュアル過ぎるので、お店のレベルによってはアウトだったりします。
また、ネイビーカラーなども男性のような色味でウケが悪いです。
キャバ嬢にオススメなハンカチは、女の子らしいものが一番!
レースのあるハンカチは女の子しか持てないアイテムです。
お客さんはそれだけでグッとくるようです。
なるべく明るい色味のハンカチを使うようにしましょう。
アイテム⑤ 筆記用具
筆記用具があると何かと役立ちます。
メモはiPhoneに書くというキャバ嬢もいるかも知れませんが、体入時にお客さんに手渡す名刺には名前が入っていません。
そのため、源氏名を名刺に書き記すためにも筆記用具はマストアイテムです。
アイテム⑥ライター
お店の店名がはいっているライターが用意されている場合もありますが、お店によっては自分で用意しなくてはいけないこともあります。
なるべく、100均のライターのような安物や、パチンコやラブホテルの名前が記されたモノは避けて、ちょっといいライターを用意するといいです。
ライターをつけるときには、お客さんの顔面で断りなく火をつけてはいけません。
お客さんから離れた、自分の胸の前で手で覆いながら火をつけて調節しながらお客さんの顔に近づけるということを意識するようにしましょう。
アイテム⑦ ポーチ
体入時に、大量に荷物の入った鞄を持ってフロアをうろつくのは、席移動が多いキャバクラの業界ではお客さんに迷惑をかけてしまいます。
また、パンパンになった鞄はそれだけでだらしなく見えます。
結婚式の披露宴で使われるような、小さめのクラッチバックやパーティーバックを用意しましょう。
そのバックの中に、ハンカチやスマホ筆記用具などの私物をいれて持ち歩くといいですね。
ちょっと濃いくらいのメイクが◯
面接で合格するには、キャバ嬢らしいメイクを心がけましょう。
キャバ嬢らしいメイクは具体的にどんな感じなのかというと、ちょっと派手なメイクですね。
目元はラメの入ったシャドウなどを使い、アイラインもリキッドをつかうようにしましょう。
はっきりしたデカ目になるように、まつ毛はマスカラでがっつり盛るようとなお良いです。
眉毛も忘れないようにアイブロウでかきましょう。
チークが入っていないと、血色がないようにみえてしまるので忘れないように使うといいですね。
リップは紫のような暗めの色を使うよりも、コーラル系の明るい色が男性ウケがいいです。
ツヤ感のある肌は男性が重視するポイントです。
シミやニキビなどはコンシーラーなどで丁寧に隠すようにしましょう。
しっかりメイクを施しておけば、即日体入であっても慌てなくて済みます。
キャバは薄暗いお店が多いんです。
なので、暗くてちょうどいいくらいのメイクを心がけると結果的に派手目のメイクになります。
ただ、派手なメイクというのは厚化粧とは違います。
化粧品を塗りたくるだけでは化粧下手です。
せっかく塗ったマスカラが目の下で滲んでいたり、つけまつげが浮いていたりしていたらやらない方がマシです。
メイクをする時はいつもより丁寧に、じっくりと時間をかけてするようにしましょう。
ヘアメイクはツヤ感が大事!
人の見た目は髪型ですごく変わるんです。
面接前に美容院で髪の毛をしっかり染めて、枝毛や切れ毛などを整えておきましょう。
間違ってもプリン状態のボサボサヘアーで行くのは辞めておきましょう。
髪も、美容院でセットまではしなくても、ゆるくコテで巻いておろしておくくらいはした方が良いです。
毎日、ドライヤーで乾かすタイミングでオイルを使用すると、ツヤ感がでます。
天使の輪がある髪の毛は男性ウケが良いです。
キャバドレスは、だいたい明るい色味のものが多く、お店も黒のドレスが禁止だというお店は多いです。
明るい色のドレスは、黒い髪の毛よりも少し明るめのカラーリングの髪の毛の方が色の調和が生まれて馴染みやすいです。
髪の傷みなども、ヘアカラーしてると目立たなくなるので面接前に髪を染めておくと良いですね。
面接に着ていくといい服装って?
面接官は、お店で働いていて浮かないかどうかを見ています。
なので、面接からすでに仕事は始まっていると考えましょう。
面接に着ていくといい服装は、断然ワンピースです。
ワンピースは、キャバドレスのミニドレスと形が似ているので、面接官が見た時にキャバ嬢としての姿を想像しやすいんです。
スウェットや、ビーチサンダルでお店の面接に行ってしまっては受かるお店も落ちてしまいます。
お店に馴染む女の子を探そうと思うと、ダメージジーンズなどのロック系やゴスロリ、革ジャンや森ガールのような古着系といった、いわゆる尖ったファッションを着て面接に来られると、お店に馴染むように見えないので採用しません。
ワンピースか、もしくはタイトスカートのような、女性らしさを全面に押し出した下品過ぎない装いで面接には行くようにしましょう。
女らしいは下品とは違います。
露出度が高いと女らしいかというと、そうとも限らないんです。
わかりやすい指標としては、本命の男性との初デートを思い浮かべてみましょう。
少しでも可愛く思われたいと思った時に、ジーンズでは行かないはずです。
面接官が最初のお客さんなんだと思っておけばちょうど良いですね。
爪まで気を遣っているとかなり好感度が高い!
爪というパーツは小さいので、気にならないかというとそんなことはありません。
爪が痛んでいたりささくれが目立っていたりするとかなり気になるんです!
前に塗ったネイルが剥げたりしていたら最悪です。
キャバ嬢は、お客さんのタバコに火をつけたりお酒を作ったり、手を使う動作が多いので、爪が痛んでいると気になるんです。
なら、派手なネイルを施した爪が良いのかというと、そうとも限りません。
最近はシンプル志向が強まっているので、スカルプを使ったネイルはあまりする人がいません。
今は、季節を考えたシンプルめのジェルネイルが一番ウケます。
面接官も男性なので、面接官にウケるネイルはお客さんウケも良いです。
グラデーションネイルや、ワンカラーネイル、フレンチネイルなどが清潔感と綺麗を両立したネイルだと思います。
ジェルネイルはだいたい3週間くらいで根元が伸びてきてしまいます。
なので、はじめたらしっかり頻度を保ってお店に行くようにしましょう。
どうしてもジェルネイルが苦手だという人は、100均の爪磨きを買って、磨いてください。
爪磨きをしているだけで、爪はだいぶ変わります。
他には、
- 深爪にならない程度に伸びている部分を整える
- 甘皮を処理する
- 爪の中に入っているゴミは取り除く
- ささくれなどがあればカットする
- ネイルオイルやハンドクリームをこまめに塗って保湿する
ことを心がけてみましょう。
ネイルをしていなくても、ケアしている爪は手入れをしていない爪とは全然違います。
面接官はちゃんとみているので、しっかり爪までケアしておきましょう。
いかがでしたか?
面接に合格したかを見分ける方法は簡単です。
その場で体入の話や具体的な出勤日の話を振られていれば合格しています。
「合否は後日ご連絡します」と、言われてそのまま家に帰ることになれば、だいたいの場合は断り文句です。
体入の時も、「また後日お店から連絡します」と言われた時は本入店はありません。
昼のお仕事でいうお祈りメールと同じなので、諦めて次のお店で面接を受けましょう。
一度落ちても何がダメだったのか冷静に見直して、諦めずに何度も面接を受けていればキャバ嬢として働けるお店は確実に見つかります。
即日体入でも、お店でキラキラ輝くキャバ嬢の一員になれるように、面接から仕事だと思って頑張るくらいでちょうどいいかもしれません。
参考にしてみてくださいね。