キャバクラのバイトを辞めたい。円満な辞め方は？辞めさせてくれないときはどうする？

キャバクラで働いていれば、時に辞めたいと思うこともありますよね。

夜のお仕事自体をやめたいと思っている場合もあれば、単純に今より条件のいいお店に移りたいと思ってる場合もあります。

辞めたいと思う理由については、人によって様々でしょう。
 

女の子によっては辞めると言い出せずにいきなり飛んで辞めてしまう困ったさんもいるようですが、長くお世話になっていたお店なら、あまり迷惑をかけることなく、なるべく円満に辞めたいと思っている女の子が大半だと思います。
 

では、キャバクラのバイトを辞める時にどうすれば揉めることなく辞められるかご存知ですか？

今回は、キャバクラのバイトを円満に辞めるためにはどうすればいいのかをご紹介させていただきます。

キャバクラのバイトの円満なやめ方

店長にお店を辞めたいとまずは正直に話す

女の子によっては、お店の中に話しやすい黒服がいたりすると思います。

しかし、お店を辞めたいのであれば黒服に伝えるのではなく、店長やオーナーにまずは相談しましょう。
 

もちろん相談することで、「どうして辞めるの？」と、店長やオーナーから引き止められることもあります。

というか、よほどお店でお荷物でも無い限り、辞めると言えばだいたい引き止められます。
 

なぜならキャバクラにとって、女の子は商売道具。

女の子から辞めたいと言われたからといって、あっさり引き下がっていたら女の子の質が保てず営業できなくなってしまいます。
 

またもし他店から引き抜きにあっているのであれば、女の子についているお客さんごと、お店を移られてしまうことも考えられるため、人気のあるキャバ嬢が自身の待遇に不満があるようなら待遇を変えなくてはいけないと考えているから。
 

だから、女の子の中で抱えている不満や、辞めたいと思うに至った理由を聞き出すことで事情を把握して、なるべく辞めさせないようにしようと引き留めてくるんです。
 

商品価値があるとお店が判断した女の子には、女の子側がしつこいと思う位引き留めたり、一度は話し合いで女の子が辞めることに同意したはずなのに、約束を反故にするというトラブルもあります。
 

辞めたいと口にすることで、お店側がどういう対応に出るかはわかりませんが、とにかく筋を通して辞めたいと思うなら、辞める1ヶ月前には辞めたいという気持ちをお店側に伝えましょう。

どんなにさっさと辞めたいからといっても、「明日から来ません」なんて伝えるやり方は、揉めないはずのものも揉めてしまいます。
 

また、お店で仲良くしている女の子に辞める相談だけするのは辞めておきましょう。

仲良くしている女の子がおしゃべりだったりする場合、他のお客さんや女の子に話されてしまう可能性があるからです。
 

その女の子に悪気はなかったとしても、本人以外から辞めたいと思っていることを店長が耳にしてしまったら、あまり印象がいいとはいえません。

辞めたいといいつつ結局辞めない事にした後で、やめたいと思っている噂がお店内で広まったりすれば、辞められるかもしれない女の子だから、と、知らないうちにお店側からマークされてしまい、仕事がしづらくなることもあります。

その結果、フリーになかなかつけてもらえなかったりといった、不本意な干されてしまう原因になったりします。
 

自分の中でお店を辞めるとハッキリ決断をするまでは、周りにはなるべく言わないようにしましょう。
 

辞めさせてくれない場合、どうすればいいの？

お店次第ですが、どんなに辞めたいと伝えても、なかなか辞めさせてくれないこともあります。
 

辞めさせてくれない理由は色々あります。

いずれにせよ、3以外の理由は、女の子側ではどうしようもありません。

そのまま待っていれば、円満に辞めれるとも限りません。
 

女の子が足りないからと言って、こちらが働く女の子の数を増やせる訳ではありませんし、ナンバーに入らなくなり、お店にとって需要がなくなって辞めるのでは、色々と遅いこともありますよね？

3番の理由であれば、繁忙期が終われば辞めるといった交渉の余地もありますが、1や2の理由のように、どうしてもお店側が辞めるのを納得してくれない場合は、どうすれば良いのでしょうか？
 

考えられるやり方は2種類あります。
 

1つ目は、お店を飛ぶ方法です。

飛ぶとは、キャバクラの業界用語のひとつで、連絡先を全て消してお店に出勤するのを辞めるやり方をさします。

どうしようもなくなれば、そういうやり方もあります。
 

ただ、だいたいのキャバ嬢は面接時に住所を教えているので、出勤しなければ家まで来る事も考えられます。

実家住みだった場合、キャバ勤めが家族にバレることもありますし、円満な辞め方とは言いにくいですよね？
 

それに、辞める時期によっては、飛んで辞めた場合、お給料が貰いにくいこともあります。
 

もちろん、働いた以上はお給料をもらうことは権利なので泣き寝入りする必要はないですが、揉めたくないなら、この手段はなるべく最終手段にした方が良いかな？と思います。
 

円満に辞めるために考えられるやり方として、もう少し穏便なやり方として考えられる方法は、辞めることを認めるしかないな、とお店側に思わせる理由を伝えて納得させるやり方です。
 

たとえば、引っ越す。

東京のお店で働いているキャバ嬢が、「実家の青森に引っ越す」と言えば、東京のお店でキャバ嬢の仕事を続ける事は不可能なので、辞めることを認めざるをえません。
 

その他だと、「昼の仕事に就職する」という理由も、もっともらしいのでアリです。
 

お店は女の子の人生を一生面倒みれる訳じゃないです。

なので、結婚する、子供を妊娠した、介護をする、病気になった、親にバレたと言った人生の分岐点に関わる理由は、総じて揉めることなく辞めやすいです。

ただその店が辞めたいだけだったとしても、嘘も方便。
 

近隣のキャバで同じ名前を使って次の日から働きでもしない限りは、嘘をついて辞めたたことがバレたりすることはほぼないです。

キャバのお仕事で培った演技力を存分に発揮しましょう！

ラストイベントをしてもらって辞める方法が一番円満かも？

これもお店次第ですが、辞める女の子が人気嬢だった場合、ラストイベントを行われることもがあります。
 

ラストイベントとは、最後の出勤日に行われるイベントのこと。

このイベントに来てくれるお客さんが多ければ多いほど、そのキャバ嬢には人気があったということになるので、結構シビアなイベントではあります。
 

しっかりイベントを盛り上げて、シャンパンをおろしてもらい、最後の日までお店にお金を落とさせる目的で行われるラストイベントは、正直来てもらうように仕向けるのは大変です。

その一方で、お客さんに直接お礼やお別れを伝えて辞めることができるというメリットもあります。
 

花束をもらって、お礼を言いながら辞めていく女性もそれなりにいます。
 

最後だと思って、しっかり売り上げをあげて華々しくキャバ嬢の世界から卒業するやり方が、一周回って一番円満かもしれませんね。

辞めた時のお給料がもらえない時はどうすればいい？

普通のお昼の仕事やキャバクラなら、働けばお給料がちゃんと支払われるのは、ごく普通であり、当然です。

しかし、ごく一部の悪徳店だと、辞める女の子だからと故意にお給料を減らしたり、辞める罰金と称して支払わないなんてひどい話もききます。
 

辞めるにあたって揉めていた場合は、「辞めることができるならもうそれで良いや」と、お店からお給料を貰うことを諦めてしまう女の子もいます。
 

ただ、働いた分のお給料を正当な金額いただくことは別にお店に対して感謝することでもなく、当然の権利です。

なので、諦めないで貰った方がいいと思います。
 

もらえないお給料や身に覚えのない罰金など、金銭面でのトラブルが起きた時は、行政書士事務所や弁護士事務所などにまずは相談してみるといいでしょう。

事務所によっては、無料相談を受け付けているところもあります。

どこが親身になってくれるのか、夜の業界に強い事務所なのかをネットの口コミなどを探したり、相談したりしながら調べましょう。
 

法律は強いです。

辞めると伝えてからお給料を払ってくれないなら訴えるという内容証明をお店に郵便で送れば、だいたいびびって支払ってくれるので安心してください。
 

それでも支払われなかった場合は、労働基準監督署に行くのもいいでしょう。
 

辞めて迷惑をかけることと、働いた分のお給料を貰うことを一緒にしてはいけません。

とにかく泣き寝入りせずに、不払いなままの給料に対しては、はっきりとした態度でお店に振舞うことが肝心です。

お客さんに対しての円満な辞め方はどうすればいいの？

辞める理由にもよると思いますが、お店を移動するのであれば移動したことを辞めた後に伝えても良いと思います。
 

辞める前に、お店を移動する話はしない方がベターです。

ラストイベントなどが行なわれる場合、売り上げに響きますし、お客さんがおしゃべりなタイプだとお店に伝えられて、結果的にトラブルになることもあります。
 

辞めてからしばらくして、伝えるようにしましょう。
 

また、お店を移動しないで夜の仕事自体を上がる場合は「今までありがとう」と、お礼を伝え、お店を辞めた後は連絡手段を消しましょう。
 

仕事上の客という関係でなくなってからも連絡を取り続けていた場合、自分と話したいからなんだ、と勘違いしてしまうある意味夜慣れしていない真面目なお客さんも中にはいます。

キャバ嬢でなくなったあなたと、対等な関係だと感じて辞めたからこそ頻繁に連絡してこようとする、困った人もいます。
 

なるべく、線引きはこちらからしてあげるのが、お客さんへの本当の優しさです。

連絡をしてきてくれてるからといって、返さないのはかわいそうだとはおもわずにバッサリ切りましょう。
 

特に、お客さんが既婚者だったりする場合、ずるずる連絡を続ける事で勘違いを増長させて、断われないうちに不倫関係になってしまった場合、一利の得もありません。

不倫していることがバレて、訴えられれば相手の妻にお金を払わないといけません。
 

お金のためにキャバ嬢をしていたのに、お客さんと不倫してお金を払うなんてそんな馬鹿らしいことはないです。

なるべく白黒はっきりさせてしまう事が、お客さんに対しては円満なやり方です。

 
いかがだったでしょうか？
 

高級店でも無い限り、キャバクラで働くこと自体はそこまで敷居が高くありません。

面接を受けて採用されれば、よっぽど夜のお仕事に向いていない女の子でもなければ、少なからず指名のお客さんはいるものです。
 

指名のお客さんがついているなら、女の子が辞めることはお店にとって痛手になります。

だから、辞めようとした時に引き留めてくるんです。
 

なかなか言い返せない女性や、NOとハッキリいえない女性にとっては、辞めようと切り出して揉めるのが嫌で、本当は辞めたいのにズルズル続けてしまうこともありますが、辞めたいと感じた時が辞めどきです。
 

辞めたい、辞めたい、と心の中で思っているのに、ズルズル続けるのは時間の無駄です。

ズルズル続けてお店側から利用価値がなくなってから、お店に合わないからもう来なくていいよと言われても、その時に困ってしまうのはあなたですよね？
 

そもそも、キャバ嬢というお仕事は、一生できる仕事ではありません。

ごく一部の限られた女性は、独立して自分のお店を持ったりすることもありますが、だいたいの女性は、若いうちだけかしこく働いて、いずれは区切りをつけてやめています。
 

お店が人生の責任をとってくれる訳でもないので、辞めたいなら我慢せずに辞めましょう。

キャバクラの世界で円満に辞める方法として、参考にしてみてくださいね。