めろんぱんさんのプロフィール
名前 | めろんぱん |
---|---|
夜のバイト歴 | キャバクラ1年 |
水商売をしたことを後悔してるか? | 少し後悔してる |
親友が水商売を始めようとしたら止めるか? | たぶん止める |
Contents
めろんぱんさんが水商売を始めたきっかけ
友達が勤めていたキャバクラが人手不足になったため、人員確保として「一緒に働いてみない?」と声をかけられたことがきっかけです。
これから水商売を始めようか迷ってる人へのアドバイス
個人差はあるでしょうが、基本的にあまりオススメはできません。
私のようなごく普通の女性では、ストレスを感じる場面が多々あったからです。
1:笑顔とトーク力はすごく大事。
最初は、上司や先輩たちは「あんまり話上手じゃなくても大丈夫だよ」と言ってくれることがありますが、実際現場で働いてみるとやっぱりそうはいきません。
お客様のほとんどが、「若い女性と楽しく話をして親しい関係になる・快い1日を過ごす」のが目的なので大前提となるこれができてないと、お客様が不快感を感じてしまいます。
そして当然、お客様はお金を払って来店していらっしゃってるわけですから、「金返せ」などクレームがあったりします。
先輩たちがフォローしてくれることはありますが、それが続けば先輩たちだってストレスになるわけで…。
後々には「いい加減にしてよ」と結局叱られます。
このスキルができる人なら問題ないでしょうが、自信が無い人は考え直したほうが良いでしょう。
2:飲酒し過ぎたお客様のトラブル。
もちろん中には飲まない人・飲み過ぎない人もいらっしゃいますが、一部には飲酒が過ぎて嘔吐やセクハラ、暴力行為に発展するケースもあります。
嘔吐されたら自分たちで清掃しなくてはならないし、セクハラは「ちょっとぐらい我慢しろ」の上司命令。
お客様同士でトラブルや、従業員に向けての暴力もありました。
「わざと具合が悪くなって女性従業員に優しく声をかけられたい」ような人もいましたから、お酒に関するありとあらゆるトラブルに対処できるようでないと、これまた大変かと…。
3:交際を求めてくる人もいる。
仲良くなってくると、商売人と顧客という垣根を越えて本格的な好意を持たれることもあります。
アフターはたしかに大事な商売テクニックだし、適度にお客様との距離を保つのが良いのですが、中には好意がエスカレートしていく人も。
妻子持ちで不倫希望の人や、独身で真剣交際を求める人、セックスフレンドとして、など。
あまりにも熱中しすぎて、過去にはストーカー被害に遭った女性従業員もいるようでした。
お客様の好意を無下にするわけにはいかないのですが、それ故、向こうが勘違いしてしまうことが多いのが現状です。
4:夜の勤務になるので、昼間に活動がほとんどできない。
水商売関係は夜に営業することが多いですから、朝~昼間は休眠をとることになるでしょう。
そうなるとどうしても、世間の昼間営業している店に行けなかったりします。
これがけっこう辛いところであり、美容のためのエステとか、身体の調子が悪いときの病院とか中々調整できない、ということもありました。
「仕事の休日に行けば良い」という考えもあるでしょうが、実際の私は疲労困憊で休日に活動的にはなれなかったです…。
個人差によるでしょうが、夜勤でもエネルギッシュに過ごせる気力は重要です。
5:営業メール・手紙の作業で時間が潰れることもある。
段々自分のお客様が増えると、営業メールを送るためにひたすらケータイ・PCもいじったりします。
そんなに長い文章ではないのですが、例えば毎回同じ内容のテンプレートはNG。
適当な文章は許されません。
そのお客様の特徴に合わせた文章構成力が必要になります。
中にはご高齢のお客様などは「手紙を書いてくれ」と要求されることもありますから、当然直筆で書かねばなりません。
メールを送るタイミングにも気を遣います。
基本的には接客時に会話でお客様の大体の特徴を把握し、そこから得たヒントで迷惑でない時間帯に送ります。
1人1人それぞれのメール・手紙に手抜きをしない毎日になるので、あまり身を休めることもできず、気付けばその作業で数時間経ってたということはよくありました。
さて、私の体験したデメリットは上記のように複数ありましたが、恐らく人によってはもっと大変だったり、そうでなかったりと差はあると思います。
しかし、水商売は決して楽な仕事ではないのであまりオススメはできません。
給料はたしかに弾むのですが…ストレスが多すぎて心身が持たない女性の方が多いのではないでしょうか。