風俗歴7か月のmatakoさんのアドバイス

matakoさんのプロフィール

matakoさんが水商売を始めたきっかけ

長く正社員で勤めていた会社を辞めて、その時遠距離恋愛中(当時相手は海外在住)だった、彼氏と海外で生活し結婚する為に、海外に居る彼氏には会社を辞めて渡航準備中と言って内緒で期間限定で風俗嬢になった。

会社員時代長く勤めていたので数百万ほどの貯金もあったが、会社を辞めて直ぐに請求が来た住民税(約20万)や社会保険料(約4万)などが重くのし掛かり、航空券代(結構遠い国なので13万)、渡航準備資金、現地に言った後の生活費(直ぐに海外で就職は難しい)に不安があったので、少しでも余裕をと思った。
 

リアルな話になると風俗なら税金等が引かれないし、個人の収入にそのままなる。

なので決して楽しようとして始めた訳ではない。
 

親などにも金銭的に頼れない状況なので、自分のその時の状況を考えた時に一番効率の良い稼ぎ方と思って始めた。

matakoさんによるこれから水商売を始めようか迷ってる人へのアドバイス
もし貴方が風俗業を始めようと思って居るならば、辞めた時の明確な目的を持つことをお勧めします。

夢でも目標でも良い、お金がいくらあれば叶うのか、簡単で良いからそれに必要な金額のリストを作って一日どれぐらい稼いでどれぐらいの期間ですっぱり辞めるのか明確にすること。
 

なので私は風俗を始めた当初から、店のスタッフに私は期間限定で何月まで務める予定です、それ以降はこの業界を辞めて海外在住になります。って言っていました。
 

店のスタッフにもこうこう、こういう目的で勤めているんですよって言うことを最初から言っていたので応援してくれて、新人の頃は勝手が分かって居なくて客が全然取れなくて大変な時もあったけど、最後辞める時には結構人気で固定客もコンスタントに取れるようになって、辞めてしまうのは惜しいけどおめでとうと言って送り出してくれました。

やっぱり明確な目標があるとモチベーションが全然違うと思いますし、それは一見後ろ向きに見える風俗と言う職業のイメージとは裏腹に前向きさを感じさせるし、客には目標金額が貯まったらすっぱりと辞めて海外在住になると言っていたので素直に応援してくれました。
 

自然と明るい前向きなイメージが出ていたと思うので、私につく客は結構紳士で人間的にまともな方が多かったです。

個人的な話も沢山したし勤めていて結構楽しかったです。
 

会社員時代、絶対務める事のない職業ナンバーワンと思っていましたし、元々風俗ってかなり後ろ暗いイメージがあったんですけど実際勤めてみると、確かにその職業独特の悲しみや、辛さもありますがそれを乗り越えて生きる強い生命力を感じる職業でした。
 

ただ明確な目標がないと泥沼にハマってかなり危うい職業で、私の友人でもう10年以上辞めたり、また勤めだしたりを繰り返して居る子がいますが、彼女は現在結婚していて子供も二人も居るのに昼風俗で家族には内緒で勤めています。

風俗に務める方はそれぞれ事情があると思うのですが、彼女の場合は旦那の稼ぎが悪いらしく(鳶職なので天候の悪い日は仕事がないときもある)そして旦那の作った借金を返すために勤めているそうです。(旦那は元々風俗で知り合った客だそうです。)
 

子供二人は幼く、費用の安い認可保育所に預けたいらしいのですが、いわゆる待機児童で保育料の高い無認可保育所しか預けられなく、パートの稼ぎではやっていけないので風俗をやっているそうです。

話を聞いていてなんとも悲しい話で、彼女の場合は子供が小学校に行ったら、借金を返したら、辞めると言っていますが。

私が辞めて数年たった後も未だに勤めているそうです。
 

なのでこの職業は務め始める最初に明確な目標を持っていないとかなり危険だと思います。

正直人生がボロボロになる可能性が高いです。
 

貴方自身の人生を大切に、やりたい事をしっかり持って始めるのが良いと思います。

いや、出来れば始めないのが良いと思いますが、どうしようもなく頼ることも出来ずに困った時の最終手段だと思って務めるのが良いと思います。
 

人生では辛いことなど色々ありますが、この職業は正直本当に辛いし、はっきり言って経験しなくても良いことだと思います。

だけど、その辛いことも乗り越えてもやりたい強い意識、守りたいものなどがあれば勇気を持って飛び込んでみても良いと思います。
 

そして、出来るだけ短期間でハマらないうちにすっぱりと辞めることをお勧めします。

長期間になると私の友人の彼女のようにズルズルと辞めらなく泥沼にハマっていきます。
 

気つけてください。

貴方の幸運をお祈りします。
 

そして辞めた後は絶対に自分の旦那や彼氏に過去のことを言わないこと、どれだけ心がモヤモヤして辛くてもこの秘密は墓まで持ってくことをお勧めします。