クラブのバイトは相手のことを想い、日常でありながら非日常をつくりだすお仕事です。

クラブのバイトを始めたのは、転職をして、次の仕事が始まるまでの間、何か別の仕事をしようかと考えていいたところ、そのお店に勤務している友人に誘われて受けてみることにしたのがきっかけです。

時給や時間もとてもよかったことも始めようと思ったきっかけのひとつです。

 
そのお店でバイトをしてよかったなと思うところは、営業時間が終電までだったので電車があるうちに帰れるところがよかったなと思いました。

営業日も土日は休みで平日のみなので、日中の本業への影響が少なく、土日もしっかり休めるところがよかったです。
 

また、時給も2500円（研修中）と高く、半年働くと3000円と高時給だったところもとてもよかったです。

また、お店全体の雰囲気もとても落ち着いていて、いわゆるキャバクラのパリピ感みたいなものはありませんでした。
 

お客様の年齢層もだいたい50代～60代が多く社長や役員の方々を中心に、お取引先や部下の方々と一緒に来店される方が多かったです。

それ故に、会話も落ち着いていて、盛り上げる！というよりは、ゆっくりと楽しく話すことを心掛けるような仕事が多かったように思います。
 

そういったお店全体の雰囲気が私には肌馴染みがよく、無理せず働くことができました。
 

また、お店により課せられるノルマのようなものも私の店にはありません。

そのため従業員の女の子と同士も仲が良く、ぎすぎすした感じがまるでありませんでした。
 

私は夜のバイトの経験がそこまで多くないので、従業員同士の環境もストレスにならなかったことがとてもよかったです。

 
嫌だったこと…というか気が重かったことは同伴やアフター、またコンパニオンなどのそこから派生する仕事が何度かあり、正直少しめんどうに感じました。

夜の仕事にはついてまわることですが、メールなどでこまめに連絡をしたり、中には個人のSNSなどを調べて連絡してくるお客様もいらっしゃって少しこわくなったこともあります。
 

しかし、お店のママがとても気に掛けてくれたり、お客さんにやんわりと注意してくれたりと優し方だったので助けられました。

基本的には、ママのファンが店に来る、というような常連のお客様が多いお店だったので、無理せず働くことができましたし、ママにも大変お世話になりました。

 
お店によって、雰囲気や従業員同士の関係などは違うとは思いますがこの仕事は可愛いだけでは務まらない仕事です。

自分の身を守りながらも、相手のことを想い気分のよい時間を過ごせるよう、日常でありながら非日常をつくりだすお仕事です。
 

そして、そういったお店でないと出会えない人たちと出会える場でもありますので、幅広い知識を蓄えておくと即戦力として役にたちます。

ちやほやされるのが仕事ではなく、可愛がられながらも相手の話を引き出す、とても奥が深い仕事だと思います。