名前 | SYK |
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職種 | キャバクラ |
地域 | 北海道 |
時給 | 1,500円 |
地元にいるとき、自動車事故をおこしてしまいました。
保険をかけてはいたのである程度助かったのですが、車は廃車。
買ったばかりでローンの残金はまだまだありました。
それでも新たに車を購入し、お金に困ったのでキャバクラで働く!と決め、出稼ぎのつもりで始めました。
田舎にある地元のバイトとは違い、まずお給料が良かったです。
地元では、時給の良いところでも頑張って1,300円程度。
指名料・場内指名料や、同伴料、ボトルバックやフードバックもほとんどなく、稼ぐには物足りないものでした。
そもそも、キャバクラといえるようなお店はなく、スナックや良いとこラウンジと言う感じでした。
それに比べて、わたしが働いていたところはきらびやかで、地元のお店の何ランクも上のゴージャスなお店で、時給はそこそこですが、指名料・場内指名料、同伴料、ボトルバック、フードバックがかなりありました。
完全なる歩合制で、頑張れば頑張るほどお給料が上がるのでやる気も出るし、最高でした。
前月の指名数で、時給が変わったりすることもあるので、その点もやる気に繋がりました。
お客様も、沢山のお金持ちや有名な方が来て下さっていたので、視野や繋がりがかなり広がり、自分にプラスになることが沢山あり、とても貴重でありがたい人生経験をさせていただいたと思っています。
それと、なんだかんだでお金を稼ぎに行っているので、一番嬉しかったのはチップです。
お会計のおつりなどはもちろん、帰りのタクシー代や、「好きなもの買いなさい。」などと、桁違いのチップをいただいたこともあります。
同伴のときは、一緒にショッピングへ行き、洋服やお化粧品やアクセサリーなどを買ってくださったり、高級な美味しいお店でにお食事に連れて行ってくださったりと、そんな機会でなければ買わない、行かないような経験は、とても嬉しく、有難かったです。
その反面、大変だったのは、ストーカーのようになっていってしまったお客様です。
連絡がしつこい、しつこく迫ってくる、下ネタ連発やお触り、肉体関係の強要、などということはしょちゅうで、仕事柄仕方ないと上手く交わしながらいたのですが、中には限度を超えたお客様がいて大変でした。
お店に出入り禁止にしても、家を調べられて引越ししたこともあります。
一番ひいきにしていただいていたお客様の会社に押しかけて問題を起こしたこともありました。
その方が、他のお店で新たなお気に入りのキャストを見つけるまでの何ヶ月間も悩まされました。
毎日、色々なお客様に出会います。
見た目はもちろん、趣味・思考、仕事にお金の使い方まで皆さん全く違います。
そのお客様が帰られた後、必ず特徴やお話した内容、何かの好き嫌いや飲まれるお酒の種類など、事細かにメモを取ることをおすすめします。
お客様のこと、ちゃんと覚えていますよ。というアピールにもなりますし、お客様の興味のある話をふったり、共感したりすると、お客様はきっと喜んでくれます。
自分が興味ないことでも、ネットで調べるなどして予習するのも大事だと思います。