名前 | めいちゃん |
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職種 | キャバクラ |
地域 | 静岡 |
時給 | 2,000円 |
20歳の時、はじめての一人暮らしで金銭的に余裕がなく、アルバイトを掛け持ちしていました。
ある日高校時代の友人から、人が足りないので体験だけでも来てくれないかと言われたので興味本位で行ってみたのが始まりです。
一晩で1万円以上稼げてしまったので、余裕がなかった私は数ヶ月だけ。。。と、まんまと入店しました。
良かったことやはりかなりの金額が稼げるという点です。
指名料やお酒・フード料も追加でバックされていたので、自分のおねだり次第でどんどん収入も上がります。
無料で送迎があったり、ドレスを無料貸し出ししてくれたり、待遇が良くて、多い時で週3日働きましたが楽しかったです。
お酒が入っているおじさま相手なので、基本的にはちやほやされていたのもいい経験でした。
あとは、特別な日でもないのにプレゼントがもらえたり、指名がない場合はヘルプでの愛想笑いのみでも時給は変わらないので安定した収入が得られて余裕ができました。
コネで入手困難のライブのチケットをもらえたことも良かったです。
嫌だったこととにかく女の裏側が怖い。
裏での待機中は基本タバコを吸いながらケータイゲーム。
お客様の悪口はもちろん、女同士のドロドロした噂話も常に飛び交っていました。
二股三股は当たり前のような世界なので、人間として純粋な心を捨てないとできない仕事だと思いました。
また、やはり酔っ払い相手なのでおさわりがかなり多く、お客様なのでそこまで嫌がることもできず苦痛だったこともあります。
昼間の仕事の後での出勤はとにかく眠く、話を聞くのもしんどい時もありました。
お酒の種類を聞かれたり、自分のプライベートの話を話さないといけない場面もあり、うまくかわすのが大変でした。
連絡先を交換して、プライベート中も常に返事をしないといけなかったので、自分の時間があまりなかったですね。
ヘルプでついたお客様でも、連絡先を教えている以上、顔を覚えていないと「誰?」ってなるので(笑)
あとは金銭感覚が狂うところです。
値段を見ないで買い物をすることが増え、持ち物も自然と豪華なものが増えていくので事情を知らない友達からは少し引かれました。
あまり同業者以外と遊ばなくなりました。
また女磨きができてモテている錯覚に陥るので、少し痛い子でしたね。
周りがそんな人ばかりなので、辞めない限り気づかないですけど。
キャバクラのような水商売は初めは誰もが金銭的な問題で始める仕事だと思います。
確かに短時間で高収入が得られるので、しばらくすれば余裕はできると思います。
ただ、それにハマってしまうと、女としても人間としても世間から少し外れた世界で過ごさなければいけないので大変です。
自分を忘れる前に、目標金額が達成したら退職することをお勧めします。
接客が好きな人には向いているかもしれませんが、正直、本気の恋愛もできずに派手な化粧で肌も荒れ、人並みの純粋さを捨てる覚悟でないと後悔すると思います。