名前 | A.T |
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職種 | キャバクラ |
地域 | 広島 |
時給 | 2,000円 |
留学資金が必要だったが、田舎であまり他に自給のいいバイトがなかったため。
当時は大学生だったため、時間にも余裕があり、風俗などで手っ取り早く稼ぐよりも、リスクの少ないキャバクラを選んだ。
また友人もやっていたので、あまり抵抗がなかった。
キャバクラでバイトしてよかったこと
- 自分の需要があるターゲット層を見極める力がついた
- お金を稼ぐことは甘くないと身をもって知った
- 自分と全く違う世界で生きる人と出会えた
- カラオケがうまくなった、レパートリーが増えた
お店や同伴でカラオケがあるのでカラオケが上達しました。
つまらなそうにすみっこでお酒を飲んでいる人、女の子と話すのが苦手そうなオタクにしぼって営業すると、高確率で常連になってくれた。
簡単な仕事などこの世にない。
社会人になってからも身につまされた
ホスト、レズビアン、ヤクザなど、人種の坩堝だった。
大学生だけと接していたら知らなかった世界が開けていく感覚は面白かった。
キャバクラでバイトして嫌だったこと
- 理不尽なことで叱られた。
私の客をとったとられたとか、私にとってはどうでもいい些細な出来事だったが、夜の世界では致命的なエラーだったようで、オーナーに言いつけて叱られた。勝手に客が私を気に入ったのに、なぜそれがご法度だと私が責められるのか理解できない。
もっと自由競争を取り入れるべき。
古い考えで縛られていると成長がない。
- 頭が悪すぎる人と話すことに疲弊した
- ドレスや化粧品など必要経費がかさんだ
- 周りの女の子が中絶しまくっていて、倫理観がゆがんだ
- 気持ち悪い客、しつこい客がストレスだった
- 社会人になっても昔夜の仕事やってたよねとキャッチから言われ続ける。一生消えない夜のにおい
パチンコで勝ったからキャバクラに来た、というような、常連ではない貧困層のドカタみたいな人は、女のおっぱいしか見ていなくて、トークを売りにしている私にとっては宇宙人のようで話が通じず、苦痛な時間だった。
やれ浴衣イベントだ、コスプレイベントだ、運動会だと、恐ろしいほどイベントがやってきて、その度自費で物品を購入しなければならないのは想定外だった。
避妊することを知らない田舎のヤンキーは恐ろしいと思った。
不妊症などで悩んでいる人が聞いたら白目むきそうなほどぽんぽん子供をつくって、どんどんおろしていた。
家のポストに自作の歌を収録したCDが入れてあったときは恐怖に震えた。
まとめ
私の店のナンバーワンの方は、お世辞にも綺麗とは言えない人でした。
もっと美しい顔の女の子や、おっぱい大きいスタイル抜群の女の子とかたくさんいましたが、最後に勝つのは単純な容姿ではないと知りました。
キャバクラに限らず、接客業で大切なのはお客様を楽しませようとする心、誠心誠意目の前の人を思いやる心だと思います。
だから、見た目に自信がなくても、貧乳でも、自分の強みを活かして誠実にがんばれば必ず結果はついてくると思います。