名前 | あくら |
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職種 | キャバクラ |
地域 | 大阪 |
時給 | 3,000円 |
お昼に芸能の仕事をしており、まだ下積みなので夜の仕事を掛け持ちしないととてもじゃないですが食べていけない状態でした。
お店は自宅から徒歩15分というとても通勤しやすい環境だったことも働こうと思ったきっかけの一つです。
バイトをしていて良かったことは、やはり時給の良さです。
もともと人と喋るのは得意な方でお酒も好きなので楽しく話をはずませながらお金をもらえるのはかなりプラスでした。
お客様も大学生から社長さん、外国人の方から普通の会社員の方まで幅広く、話を聞くことで世の中の様々な側面を知ることができました。
本業の役者業にもそれはとてもプラスになったと思います。
またお店のキャスト同士がとても仲が良かったことです。
普通こういう仕事だともっとドロドロしていて派閥争いなんてえげつないイメージがあったのですがうちの店は下町のこじんまりとした、良くも悪くも地味で落ち着いたお店だったのでおっとりしたキャバ嬢が多かったからだと思います。
ボーイさんもみんな優しくてスタッフ同士の喧嘩等は私が知る限り一切ありませんでした。
たまにみんなで一緒に遊びに出かけたり閉店後お鍋をしたりしたのもいい思い出です。
嫌だったことは、たまにマナーの悪いお客様がポツポツいらしたことです。
こういう商売なので仕方のない事だというのは分かりますが、お触りパブか何かと勘違いしてベタベタ触ったりチューをして来ようとする人もいました。
19歳くらいのバイトの女の子が太もものかなり際どいところを執拗に触られていたりしてみるに耐えなかったこともあります。
ボーイさんが一応は止めてくださるのですがそれで素直に聞くお客さんはハナからそういうセクハラまがいのことはやらないので全然止めてくれません。
いくらお金を落としてくれるといってもやっぱり好きでもなんでもないおっさんから身体をベタベタ触られるのは不快です。
ちょっとしたボディタッチならいざ知らずあまりにも常識がないのはちょっとあんまりだと思いましたね。
あとは連絡先の交換が必須であることと、同伴がすごく嫌でした。
連絡先はLINEやショートメールを推奨されていました。もともと連絡を頻繁に取るのが苦手なので勤務外までLINEをするのは面倒くさいです。
嫌なことはもちろんありますが、割り切れるのであればとても稼げるし向いている子はとことん向いているお仕事だと思います。
とにかく間違いなく言えることは、最初の体験入店でどんなお店かをしっかり見極めることです。
悪質な店に配属されたらいじめや給料の未払い、また客の質も最悪です。
今ではネットの口コミなんかも見れますし、体験入店もあるお店が多いので変な環境で働くことにならないようにしっかりとした目で観察する事が大事です。