キャバクラに遊びにくるお客さんは、新人という響きに弱いです。
お店側も新しい女の子がお店にやってくれば、お店の中の空気が循環するので常に新しい女の子を求めています。
キャバ嬢になって働きたいと思った時には、働きたいお店を探し応募をして面接を受けなくてはいけません。
それまで、ナイトワーク経験がなかったりすると「キャバ嬢なんて、誰でも出来る仕事なんじゃないの?」と思っている女の子もいますが、誰でも採用されるのかというとそんなことはありません。
面接の時のあなたの行動で、あまりにキャバ嬢として向いていないとお店に判断された場合は、不採用になることも全然あります。
お昼のお仕事の面接とキャバクラの面接では、当然聞かれる内容も、重視するポイントも違ってきます。
キャバ嬢の面接では、何を聞かれ、どう振る舞えば好印象を与えることができるのでしょうか?
また、志望動機は「お金が欲しいから」という理由で本当にいいのでしょうか。
今回は、キャバクラの面接で聞かれることを掘り下げ、採用されやすくなる方法をご紹介したいと思います。
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そもそも、キャバ嬢の面接の合否は見た目が9割!
キャバ嬢の面接は見た目は9割です!
面接を受けるだけでまだ働くわけじゃないからと、面接の時の服装がスウェットやジャージのような女性らしさのないものだったり、メイクが適当だったり、髪がパサパサ・ボサボサだったりすると、面接官はお店で働くときのあなたの姿を想像しにくくなります。
面接からすでに仕事は始まっているんだと考えて、装いは気合をいれていきましょう。
普通の昼職の面接の場合は、リクルートスーツに黒髪、そして薄化粧が一般的ですが、キャバ嬢の面接にその姿でいったとしても評価は高くないでしょう。
場所にはTPOというものが存在します。
キャバ嬢の面接には、華やかなワンピースやスカートを履いていくのが正解です。
スウェットやジャージだけでなく、ジーンズやゴスロリなどその人の個性がハッキリでるようなファッションも、キャバクラの面接では適していません。
目指す方向性は、在籍したいと考えているお店の雰囲気や地域によっても変わってきますが、基本は下品過ぎずキレイめな憧れの先輩とのデートファッションを想定して選ぶといいです。
憧れの先輩とのデートに、ユニクロは来ていかないですよね?
なるべく白やピンクなどの華やかな色のお洋服が良いと思います。
そして、メイクもちょっと濃いかな?と感じる位、しっかり施しましょう。
店内は暗いので、しっかり化粧をしてちょうどいいんです。
肌からしっかりカバーするように気合をいれてメイクを施し、華やかな女性らしいあなたを作りあげてから面接に臨めば、面接官にも「あなたの本気」が伝わるので、お店で働いているあなたの姿が想像しやすくなります。
逆に、「私、童顔だから~」と、すっぴんのような化粧で面接に行けば、確実にやる気がないと判断されます。
キャバ嬢は童顔である必要はないんです。
美しい女性をめざしましょう。
可能であれば、ヘアメイクを美容院でしてもらうのもありですが、盛りヘアーなんかは最近は流行っていないので、自分の家のコテでゆるく毛先を巻く程度で充分だと思います。
それよりも、髪の毛の根元がプリンになっていないかどうか、枝毛や切れ毛が目立っていないか、髪全体に艶があるかどうかを気にするようにしましょう。
キャバクラ経験があるかどうかは必ず聞かれる!
キャバ嬢としてお店で働いたことがあるのかどうかは、どこのキャバクラに面接に行っても必ず聞かれる質問です。
キャバ嬢として働いた経験がある女の子であれば、お客さんの接客をするのに必要な基本的なテーブルマナーを教えなくていいので、お店側としては助かります。
どこのお店で、どのくらいの箱で、どのくらいの期間働いていて、ナンバーには入っていたのかどうか、そして今あなたが何人顧客を抱えているかどうかはかなり採用するかどうかの基準になります。
とはいえ、よほど高級店でも無い限り、「未経験だから落とされる」ということはありません。
むしろ、嘘をついたり誤魔化したりせずに、未経験の時は堂々と伝えるようにしましょう。
志望動機はお店によって使い分けるといい
働きたいと思っているお店が、いわゆる老舗のブランド店に当てはまる場合は、他ではないそのお店の魅力をそのまま志望動機にとして挙げるのがいいでしょう。
老舗のブランド店は、お店全体のカラーを乱したくないと考えています。
高時給で働けるならどこで働いてもいいと考えているような女の子よりも、お店の魅力をちゃんとわかってくれている女の子に働いて欲しいと思っています。
逆にそのお店が特に老舗でもブランドがある訳でもない場合は、率直に「貯金がしたい」「お金が欲しい」という志望動機でも全然問題ないと思います。
なぜなら、お金が欲しい人間はすぐに仕事をやめないと判断するからです。
プラスアルファで好印象を与えたいなら、「大学の学費の為」や、「将来の夢を叶えるお金に充てたい」といった具体的な目標を口にするのもいいと思います。
そのほかに挙げるなら、「家から通いやすい」という志望動機もいいと思います。
というのも、送りが遠くなればなるほど、ドライバーの帰りが遅くなりますし、家までのガソリン代も多くかかります。
お店に近い所に家がある女の子に働いてもらえるのは、お店にとっても助かるんです。
なんにせよ、志望動機を聞かれた時は志望動機そのものよりも、しっかりと受け答えができるかどうかの方が重要なポイントです。
おどおどしたり、返事の声が聞き取れないような小さい声だったりすると、「お客さんに答えにくいことを質問されたらこうなってしまうのかな」と判断されます。
どんなことでも、ハキハキ答えた方が印象はいいです。
たとえ、キャバクラ未経験だから一度試しに働いてみたいという志望動機だったとしても、笑顔を絶やさずに堂々としていればあなたのやる気はかならず面接官に伝わります。
「週何日働けるの?」は絶対に聞かれる質問!
お店で採用するにあたって、女の子が週に何日出勤してくれるのかどうかは非常に重要な判断基準です。
「週何日出勤できる?」と聞かれて「え、わかりません」じゃ、やる気がないのかと思われるので、かなり印象が悪いです。
出勤頻度が週1というのも、指名が掴みにくいのでなかなか採用されません。
自分が週に何日、そして1日何時間働けるのかは答えられるように頭の中で整理しておきましょう。
また、採用されたいからと「週5出れます!」と口にしておいて、いざ入店してから「週3しか無理です」と、発言を撤回するのは明らかなルール違反です。
実は週に何日出勤できるかは時給にも影響します。
たくさん出勤できないなら時給が変わるは当然なんです。
嘘をつくのは絶対にやめて、出勤頻度が低くても採用してくれるお店をみつけましょう。
また、「週3しか出たくないです」と伝えるよりは、「学業の都合上、週3しかし出勤出来ませんが、そのかわり金土日にはかならず出勤します」みたいに、お店が忙しいことが予想される日にはきちんと出勤したいとアピールしてみたりすると、採用される確率はあがります。
月いくら稼ぎたいのかもかならず考えていこう
キャバクラで働くにあたって、希望月収を聞いてくるお店は多いです。
例えば、月50万が欲しいのか月100万欲しいのかで、どのくらいのペースで働けばいいのかは変わってきます。
ただし希望の金額を言えば言うだけくれるのかというと、そんなことはないです。
時給5000円で1日5時間、週6で働く条件で月給100万円欲しいと希望しても、「うちの最高時給は3500円だし、うちのお店ではそもそも月給100万は無理」と判断されて不採用になったりします。
しかし、時給4000円を希望して1日5時間、週5勤務で月給30万を希望した場合、時給3500円スタートにされてしまいます。
週に何日出勤できるのか、そして、1日何時間働けるのか。
それを踏まえた上で、希望月収は労働時間とセットで伝えるといいです。
希望時給×働ける労働時間×0.9(源泉徴収)=希望月給
を、頭の中で計算して面接に望めば、聞かれても慌てることはありません。
どうしても考えるのが苦手な場合は、スカウトを間に通すのも手だと思います。
客観的に自分の容姿でいくら稼げるのかを判断してもらい、まずは働いてみることで自分の価値を客観的に知る事ができます。
もし、300万売り上げを上げているのに、お店から支払われる月給が50万だったりするなら充分給料交渉の余地はあります。
売り上げ制の場合、女の子の給料は売り上げの40%から60%の範囲で決められることが多いです。
「いくら欲しい?」という質問は、「いくら売り上げをあげられますか?」という質問なんです。
「週◯日、1日◯時間出勤できます。月に◯◯万円は稼ぎたいと思っています」
と、具体的な希望を口にしましょう。
そして、ひとまず未経験のうちから高時給であることにこだわり過ぎるのはやめましょう。
未経験でも高時給を出すお店はほとんどありませんが、その金額に見合わない売り上げの場合に非常に肩身の狭い思いをします。
お酒が飲めるかどうか
キャバ嬢はお酒を飲まないと厳しいお仕事です。
強ければ強いほど稼ぐチャンスがあるので、お店はお酒に強い女の子を求めていますが、弱いのに強いと嘘をつくと、採用された時に困るのは他でもなくあなた自身です。
お店によっては、ドリンク注文時にマークを書いたりすることで、アルコールを飲んでる振りをしてノンアルコールドリンクを頼めたりできるところもあります。
1滴も飲めない、じゃ採用されないこともあるかもしれませんが、
「コップに半分なら飲める」
「ワインだけは絶対に飲めない」
「ビールがどうしても飲めない」
など、具体的な事情を伝えるようにしましょう。
お酒が飲めなくても、お店で一番テンション高く振舞うことが出来るなら、飲めないことがデメリットになることはありません。
まずは、飲めないあなたを受け入れてくれるお店をさがしましょう。
「昼の仕事があるかどうか・学業があるかどうか」も聞かれます!
昼に仕事をしているかどうか、大学生だったりするのかも面接時には伝えておいた方がいいでしょう。
特にそのことで特別扱いされたりすることはありませんが、お店側に伝えて把握してもらうことで、「試験期間だからどうしても今週は出勤できない」という事情や、「昼職の出張で2日休まないといけない」といった事情が生じた時に伝えやすくなります。
また、お店から出勤要求が入った時にも断りやすくなるので、自分の現状はお店に隠さずにオープンにした方が無理をすることなくのびのびと働けます。
彼氏がいるのかどうか聞かれた時にどう答えたらいい?
お店によっては、彼氏がいるのか聞いてくる所もあります。
いるorいない、どう答えればいいのかというと、いる場合に無理していないという必要はありませんが、しっかり仕事する姿勢を見せることが大事です。
というのも彼氏がいる女の子の場合、どうしても週末にデートの予定が入ったりすると休みたがったり、クリスマスやバレンタインデーなどの繁忙期に彼氏と過ごしたいと言ったりします。
それじゃ、お店は稼ぎにならないので、キャバ嬢としてのあなたの行動を邪魔しない彼なのかどうかを気にしています。
「彼氏に養われてるから、キャバクラではゆるーく適当に働きまーす」と口にされて、「はーい、それでいいです」と答えるお店はほとんどないでしょう。
「彼はいますが、仕事に対して理解はあります」
と、あなたのやる気をしっかりと出しましょう。
そして、キャバ嬢になることを反対しそうな彼と付き合っているなら、別れてからキャバ嬢を始めるようにした方が、嘘をついていることで悩まなくて済むと思います。
「体験したあと、いつから働けますか?」と聞かれた時
「体験した後いつから働けるか」という質問に対し、「体験してみてから考えたいです」と返答するのは、はっきりいってバカです。
体験した後に、いつから働けるかわからない女の子に体験させるメリットってお店にないです。
面接や体験入店をするのにだって、お店側も時間を割いて相手をしています。
将来的に入店して頑張って稼いでくれることを期待して、体験時給をだして体験入店してもらう手間やお金を使っているんです。
それなのに、体験してから考えますという言葉を口にするのは、「入店するつもりがあるのかな?」と捉えられるので、体験荒らしだと勘違いされてもおかしくないです。
前のお店を辞めた理由で絶対に言ってはいけないこと
前のお店をやめた理由を聞かれた時に、正直に「店長・同僚と揉めて辞めた」と口にするのは、あまりお勧めしません。
というのも、お店にはお店のルールがあり、カラーがあり、お店と揉めるというのはそのルールを守れない、お店の言うことを聞けない女の子だと思われてしまうからです。
「なんとなくやめた」という発言も、「またなんとなくやめる」ように捉えられてしまうのでやめたほうがいいです。
「彼氏にばれて辞めた」という発言も、また彼氏にバレたら辞めると宣言しているようなものなので、あまりお店からウケのいい回答ではないです。
基本的に、めんどくさい女の子だとお店から思われると採用されません。
ここは無難に、
「水商売をあがって昼をやろうとおもって、昼のお仕事をしてみたんですけど、やっぱり夜のお仕事のほうが楽しいなーって思ったので戻ろうと思いました」
というような返答を口にすることをオススメします。
どうして前のお店に戻らなかったのかを聞かれても、「心機一転新しい自分で頑張りたいと思ったので」と口にすれば、「明るい女の子で頑張ってくれそう」だという印象を与えることができます。
キャバ嬢の面接について、以上のことを意識して臨めば採用される確率は必ずアップします。
もちろん、いくら真面目だったとしてもあまりに容姿がお店のレベルと合わなければそれもまた採用されない理由になります。
ただ、「芸能人並みに綺麗でなければ受からないのか?」というと、そうでないお店の方が多いです。
ルックスがどんなに整っていたとしても、時間にルーズだったり、敬語がしっかり使えない女の子や、自分の気分を優先してお客さんに接客しようという意識が乏しい女の子というのは長続きしません。
それなら、ルックスは並でも、他人の指摘を素直に受け止めて改善する気持ちがあったり、真面目に仕事をしたり、お客さんに対して気配りできる女の子の方が、お客さんが一緒にいて癒されると思うので採用されやすくなるんです。
もちろん、面接しただけで全てがわかることはありませんが、面接の間にさっきのことを意識するだけでもそういう女の子だとお店に思わせやすくなるので、採用率はあがります。
キャバクラの面接の時にはぜひ参考にしてみてくださいね。