ラウンジ歴3年のM.Mさんのアドバイス

M.Mさんのプロフィール

M.Mさんが水商売を始めたきっかけ

きっかけは友達の紹介です。

その頃昼間も仕事をしていましたが、特に出勤の多い仕事ではなかったので副業として始めました。

これから水商売を始めようか迷ってる人へのアドバイス
まずはじめに水商売は決して楽な仕事ではありません。

もちろんどんな職種でも楽な仕事などありません。
 

水商売で大切なことは理想の女性を演じることです。

どんな嫌なお客さんの相手をしていても笑顔だけは崩してはいけません。

体を触られても怒ってはいけません。
 

そうゆうお客さんに嫌な思いをしないよう対処するのが仕事の基本です。
 

世間のイメージからしてお酒を作ってただお客さんと話をするだけで高収入を貰っていると思われているかもしれません。

人と話をするのが好きだったわたしも実際働くまでは正直楽な仕事と思っていました。
 

しかしお酒の入った席での接客は本当に難しいことだらけです。

仕事の愚痴を永遠と話してくる人がいたり、会話をふっても全く相手にしてもらえなかったりと、時には貶されたりなど思っていたイメージはすぐに打ち砕かれました。
 

またストーカー被害に会うリスクもあります。
 

加えてお酒に弱かったわたしはお酒を飲んではトイレで吐いて、飲んでは吐いてを繰り返し、トイレで泣いたこともありました。

お酒が飲めないことを正直に話すと機嫌の悪くなるお客さんもいました。
 

一緒にお酒を飲むために来ているのに横についた女の子が飲めないなんてぼったくりだと言われたこともありました。
 

お客さんが言っていることは間違っていないので私はどうやったら飲めない私でもお客さんを楽しめるか考えました。

一度話してくださった内容は決して忘れないようにメモしたり、酔ったお客さんと同様のテンションで対応するなど、当たり前のことですが基本を完璧にしようと思いました。
 

また夜からの仕事なので生活が逆転してしまい、仕様でお昼に出かけることもできない時が出てきたりと私生活でも支障が出てきました。
 

でも悪いことだけじゃありませんでした。

目上の方と喋ることが多かったので人生の先輩として色んなことを教えてもらいました。

相談にも乗ってもらったことがあります。
 

お客さんからしたら娘と同じくらいの年だったのか親身になって話を聞いてもらえました。
 

働き始めて半年もすれば飲めなくてもお客さんが笑顔で帰ってもらえるようになりました。
 

またラウンジ勤務だったのでお店にいたママからは女性としての気遣いや身だしなみなど仕事以外でも役に立つ礼儀を教えて頂きました。

その時教えていただいた事はお店を辞めた今でも自分自身の役に立っていることが多いです。
 

また男性側は出会いを求めて来店される方が多いと書きましたが、私自身お客さんとして来店されていた方が長い付き合い期間を得て、今では大切な旦那さんです。

男性だけではなく働いている女の子にとっても出会いの場なのかもしれません。
 

そこが私にとって一番働いてよかったことです。
 

水商売は今の時代若い女性のつきたい職業ランキングで上位らしいですが、今一度よく考えてから始めてください。
 

甘い考えで働こうと思っているなら絶対辞めておいたほうがいいです。

甘い考えで出来る仕事ではありません。
 

また自分自身の体調を壊す可能性もあります。
 

本気で取り組むつもりの方ならどのお店に入ってもやり遂げれると思います。
 

要は自分次第の仕事だからです。

頑張ったら頑張った分だけお給料として結果が出ます。
 

ただ彼氏さんや旦那さんがいる方はちゃんと相談して許可を貰ってからにくださいね。

夜のお店でパートナーが働くことが嫌やと思っている男性が多いのは間違い無いので。
 

働く前にキラキラした部分だけ見るのではなく、マイナスのところにも目を向けてください。

何度も書きますが水商売は決して楽な仕事ではありません。
 

しかしそれ以上に自分にとってプラスになる要素も多い仕事です。

人と話すのが好きな方、お酒が大好きな方、自分をしっかりと持っている方、最後までやり遂げれる方は一度経験してもいいと思います。
 

もし働いてみたいと思っている方は面接に行く前にまず体験入店を実施しているお店も多いのでそこから始めてみてください。

いろんなお店に体験入店し一番自分に合ったお店を選んでくださいね。