れおさんのプロフィール
名前 | れお |
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夜のバイト歴 | キャバクラ4年、クラブ3年 |
水商売をしたことを後悔してるか? | まったく後悔してない |
親友が水商売を始めようとしたら止めるか? | 止める気はまったくない |
れおさんが水商売を始めたきっかけ
大学時代に時給が良くて沢山の大人と出会える、この二点に惹かれて六本木のキャバクラでバイトを始めました。
最初は周りのキャストの見よう見まねでやっていましたが、それでは指名には繋がらないことに気づき、せっかく始めたんだから本気で取り組んでみようと思い、自分なりにとライアンドエラーを繰り返して、平均して50万円、お誕生日の時は100万近く稼げました。
仕事を通じて、宴席での居振る舞い方や目上の方との話し方を学べたおかげで、その後、企業に就職した際にも接待会食では物怖じすることなく対応できました。
また、水商売をはじめた事で「綺麗」でいる努力はしました。
ダイエットはもちろん、肌荒れ対策、自分に似合う洋服選び、キャストのお姉さんがたにアドバイスをもらったりしていました。
色々なバイトを経験しましたが、頑張った分だけ給料に反映されて、日頃出会えない企業や経営者の宴席にいられるのは凄く良い経験になりました。
れおさんによるこれから水商売を始めようか迷ってる人へのアドバイス
「タダ酒飲んで楽しく稼げる」
飲むことが好きであれば間違ってないですが、その考えだけでは稼げないと思います。
お客様を呼べなければずっとヘルプをしなければなりません。
自分から「これ飲みたい」「あれ飲みたい」と主張できるわけではないので、辛い席も沢山あります。
指名をもらってもお客様ファーストなことは間違いないですが、お客様側から気遣ってもらえることが増えます。
ヘルプはその名の通りあくまで粗相のないよう盛り上げて、その卓の単価をあげるお手伝いをしていくので、時には飲みたくないお酒を飲まなければならないことも。
その仕事では「ヘルプ指名料」はもらえても、大きく給料には跳ね返ってきません。
やっぱり自分のお客様を呼んでナンボだと思います。
それにはお客様へのまめな連絡や気遣いは絶対に必要。
イラっとくることがあっても多少は我慢しなければなりません。
どうしたら楽しんでもらえるか、喜んでもらえるかを考えながら接客していけば指名に繋がっていきます。
自分に興味を持たれてイヤな人はいないと思います。
お客様の話を引き出して、聞き役になって、興味のない話でも興味があるような受け答えや相槌は好印象になります。
それをしてくことでお客様がまた来店しようかな、とリピートしてくれます。
また、高額使ってもらうと「俺はこんな使ってるんだから」とワガママになっていく人もいます。
それに付き合っていくとキリがないので、失礼のないようにお断りすることを覚えないといけません。
凄く難しいと思われがちですが、お客様への御礼の徹底、リスペクトしている気持ちを全面に出して良い気持ちにしてあげられれば嫌な思いをすることは少ないと思います。
ここまで書くと面倒な仕事という印象がついてしまいますが、頑張った分が短期でお給料に跳ね返る仕事は他にはないです。
そして、日頃お付き合いをすることのない業種や立場の人たちと出会えることも新鮮です。
世界を広げていくにはすごく良いです。
また、そういう人から指名をもらっている人は「認めてもらっている」「気に入ってもらえてる」ということで、どうしたらそういう人たちから指名をもらえるかを周りを見て学べるのも他にはないと思います。
客層はお店次第なのでなるべく高級店、有名店にいくと良いかもしれません。
そいうところは厳しいですが、自分のためになることが多いです。
どの仕事もコミュニケーション、先輩後輩上司部下のお付き合いはあります。
当然水商売の世界でも同じです。
お客様を呼べないうちは沢山の先輩たちとコミュニケーションを取って、アドバイスをもらうと良いです。
また、先輩たちに気に入ってもらえると「この子おすすめだよ」って進言してくれて、連れのお客様から指名をもらえたり、飲めないお酒を飲まなければならないときは止めてくれたりします。
その先輩たちとの付き合いをめんどくさがってしまったら、自分が辛いだけになります。
媚びを売る必要はないですが、自分から声をかけて挨拶をしたりして、日常会話ができるようになれば大丈夫です。
分からないことや疑問は「教えてください」と言えばよっぽどじゃない限りみんな教えてくれます。
早くからこういった経験を積んだおかげで昼間の世界でも役に立っています。
「沢山お給料をもらえる派手な世界」というよりは「努力した分だけ稼げる」が正しいと思います。
割と素顔は「派手」じゃない人のほうが多いです。
きらびやかにあえてしているという感じです。
文字通り「水商売」ですから、いつお客様が来店しなくなるか分からない世界です。
また、逆にいつ指名をもらえるかも分からないです。
いつでも自分を綺麗にしていて感じよくする、これは最低限。
また、いつ売上が減っても大丈夫なように多少なりとも「貯金」はした方がよいです。